◼︎SKEリクアワ夜公演感想 あくまでもアウェイな人間としての感想です。 豊スタ初日に続くSKE現場でしたが、どちらも1曲も飽きさせないライブになっていたと思います。ぼくには馴染みのない曲でも、メンバーの魅力で観れてしまう。ただ、やはりリクアワは内輪感が強いイベントなので、SKEヲタさんたちのように盛り上がれたとは言えないでしょう。でも、いろいろ楽しかったですよ。 初っ端30位が『ガラスの中の木漏れ日』だったというのは、あまりにも出来過ぎた幕開け。そこから始まることで、「今のリクアワ」であることを強く印象づけました。ラスト3曲（神々の領域→12月のカンガルー→夕立の前）という流れも絶妙でした。 それからMCが面白かった（ドラフト生以外。笑）。SKEはMCがイマイチとか言う人がいるけど、ぼくはそうは思わないんだけどなぁ。劇場でも、いつも爆笑してますよ（笑） 珠理奈がサブタイトルになってはいたものの、取り立てて珠理奈がフューチャーされてたわけではありません。いい意味で珠理奈一極でなく、アウェイ人間としては、選抜も期も超えた「地続き感」に見えました。メンバーの個性が多種多様で、それぞれが程よく際立っている。特に、だーすーのピン芸とまいてぃのトークは、現在の48グループ内で最高峰のスキルだと思います。ほんとに上手い！！ ここまでグループが成熟すると、やはり人数と序列の制限がつきまとう選抜システムというものが、どんどんその意味を薄めていくように思います。現に今日、界隈外のぼくが注目して観ていたメンバーのほとんどは最新のシングル選抜ではありません。 強いて難を言えば、その沸点をさらに爆発させる次の起爆剤が欲しい。もっと行けるはずだし、また、妙にバランスが良すぎる気もします。バランスが良いということは、落差や摩擦が起きない＝熱量にレバレッジが掛かりにくいということでもあるので。でもきっと、来年はまた、ぼくが予想もつかないような展開をしてくれることでしょう。 因みに、ぼくの今日のMVPは珠理奈です。やはりそのセンター力は圧倒的です。中心が鮮明だからこそ、いろんなメンバーが輝ける。 特別賞はどんちゃん。3位に甘んじた『神々』を、別のかたちで盛り立ててくれました（笑）