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Dr.アフ郎

経鼻胃管チューブのトラブルとしては、 1 鼻から入れて口腔内でトグロを巻くパターン。 これは頻繁に起こり得るパターンです。従命が入らない人に多く起こります。「ごくって呑み込んでね」という指示が決まってくれると成功率が上がります。 2 気管への誤挿入 これは稀です。気管挿管のときに、手技が習熟していないと、食道挿管になりやすいってことの逆です。チューブを自然に入れていけば、大抵は食道に入ります。気管に入るのは稀です。 これを確認するためにも、腹部より胸部レントゲン撮影の方が優れているのでは?と個人的に思います。 抵抗を感じるのは 10〜20cm入ったくらいで 到達する咽頭後壁です。 そこでゴクンの指示をする、 という一連を 見たことがある人も いるかもしれませんね。

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  • Dr.アフ郎
    Dr.アフ郎

    eの選択肢も微妙です。

    シリンジでの送気は
    確認に用いるのですが、
    確認する部位としては
    心窩部や左季肋部という
    表現の方が適切かと。

    何よりeが誤っている理由を
    挙げるとすれば、
    反例を一つでも
    挙げればよいのです。

    気管挿管の一連で、
    食道挿管していないかを
    確認するのが大事でした。

    その際には
    心窩部での胃泡音が
    「無い」ことを
    確認するんでしたね。

    このことから言えるのは
    チューブが食道にあれば
    胃泡音が聞こえる
    ということなのです。

    食道にチューブ先端が
    あるということは
    位置としては不適切ですね。

  • Dr.アフ郎
    Dr.アフ郎

    体位は座位が適切です。
    無理なら仰臥位で入れますが
    後屈は特に不要です。

    頸部後屈は
    気道確保のキーワードです。
    より気管に入りやすくなり、
    リスクが増すだけですね。

  • カイル
    カイル

    実際レントゲンをどちらからオーダーするかは迷うと思います。
    結局現場では胸か腹かよりも「胃管確認目的」というコメントを入れることが大事になります。
    技師さんが、ちょうどの所で撮ってくれます。

  • カイル
    カイル

    もちろん、オーダーには各施設でのお作法がありますので、それに従ってください。

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