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三溝似弄

2015年9月13日 AKB48 春風亭小朝「イヴはアダムの肋骨」公演・初日 岩田華怜 大家志津香 小笠原茉由 平田梨奈 阿部マリア 高城亜樹 田野優花 峯岸みなみ 向井地美音 茂木忍 木崎ゆりあ 後藤萌咲 大森美優 岡田奈々 小嶋真子 名取稚菜 まぁ、ハッキリ言ってしまうと“公演”の体は成していなかった、という印象。 公演のテンプレを外してきた事自体を持って“攻めている”と表現することも可能ではありますが、それならそれでもっとメチャクチャに壊しても良かったと思うし。 選曲されている楽曲と、メンバーの配置自体は(博多レジェンドと被り過ぎという問題はあるにせよ)良かった部分も多かったのだけど。 ニコ生※でも少しお話させて頂きましたが、恐らくは演者によってテイストが変わることが面白みの一つである古典落語的な発想で、ベタな曲をメンバーをちょっと変えることで新鮮な見せ方にする、或いはメンバーそのものの物語性で見せる、というのは手堅くも面白く、それによってとてもよく感じた曲は多かったわけです。 それだけに、ただただ全体の流れが残念で、悔しい。 この面子を集めて公演をやるなら、セトリの流れ一つでちゃんと神公演になったはずなのになあ…… ※この日の公演に関しましては、先日、PLANETSチャンネルにて実況ニコ生をさせて頂いてますので、全体の流れ等に関する感想に関しては、そちらもご参照頂きたく思います。 して、逆に言うと、各楽曲ごとの出来栄えや、メンバーの仕上がり方はとても良かった訳で。 例えば、手前味噌ですが、僕の推しメンたる田野優花なんかはキュートな曲からクールな曲、ハードな曲まで、その魅力を存分に発揮していたものと思います。 「黒い天使」のクールさとか、「ボーイフレンドの作り方」辺りでのキュートさとかは、なかなか白眉。 特に2013年の秋頃に篠田チームAウェイティング公演で演じて以来、約2年ぶりとなる「雨のピアニスト」は当時より表情がきめ細やかで、彼女自身の成長も確認できてとても良かった。 3人とも12期というのも、気の利いた人選で好印象だったし。 「雨のピアニスト」に関してはみゆぽんこと大森美優の表情の作り込みも最高だったと思います。 ひらりーも流石に格好良かったしね。 後はこの公演の論点の一つとなっている大家・高城ですが、僕は良かったと思っておりますよ。 ともあれ、「ヘビーローテーション」「ハロウィン・ナイト」辺りは、多分なんだかんだでセトリに入れざるをえないところで(特に「ハロウィン・ナイト」)、入れざるを得ないなら大家センターで換骨奪胎してみせる、というのは実はかなり評価して良い所でしょう。 「ヘビーローテーション」は曲としては普通にいい曲なんだけど、付帯されている意味性があんまりにも強すぎる。 そこに曲を披露してる回数が多すぎる事とあいまって、相対的に楽曲自体がしょうもない物になり始めてしまってると思うんですよ。 そこを敢えていい意味でのしょうもない使い方をすることにより、しかとしょうもなく、しかしきっちり間を持たせて見せる、というのは大家志津香以外には出来ない所だったろうなぁ、と。 あと、意外だったのは前田敦子ポジの小嶋真子との並びが驚くほど自然で座りが良かったことでしょう。 アレを何回か見れるのは結構楽しみだったりしますよ、僕は。 一応のセンターであったこじまこも当然に素晴らしかったと思う。 確かに全体通してずっと彼女がセンターであった訳ではないのだけど、そもそもいつも言うように彼女が劇場公演でセンターだったのは一番最初の『僕の太陽』のみで、更に『僕の太陽』という公演の性質を思うと前田敦子ポジ=絶対的センターでもない訳ですよ。 つまり、少なくとも劇場公演においての小嶋真子は“絶対センター”ではなく、それでいながら“絶対エース”であったのが彼女の凄さの一つでもあるんです。 そういう意味では彼女のその特質を重々承知した配置でもあり、あながち悪いものじゃなかったんじゃないかと。 っていうか、あれぐらいで本当に印象をまるきり残せない小嶋真子なら若手エースとして担がないほうがいい。 少なくとも、僕は久しぶりにライバル・岡田奈々を隣に置いての、こじまこのこじまこたる所を見れた思いで、その点にはしても満足してます。 ユニットが「てもでもの涙」だったのは、まぁ他の曲と同じく幾重にもベタだけど、なぁまこが同じユニットを演じると言うのは何気に観たかったものでもあるわけで。 大昔に「アイドルなんて呼ばないで」をたまーに一緒にやってたぐらいだからさ…… 兎に角、断片だけを拾うと本当に良かった所が沢山あって、ここに名前を挙げてないメンバーもことごとく良かった(実際、ユニットで1番良かったのは「黒い天使」だったりします)。 それだけに、全体の流れがもっと気持ち良ければ神公演だったかもしれないのに、と残念至極な訳です。 しかし、小朝師匠のブログによると、スタッフに「気になるところをチェックしてくださいと言ってくれました」と言われてるらしいので、今後2ヶ月の間に細かい直しが入って神公演になるといいなあ、となんて期待しております。 

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三溝似弄の譫言(トーク)
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  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年3月29日 岩本輝雄「青春はまだ終わらない」公演
    大和田南那 小嶋菜月 佐々木優佳里 中西智代梨 中村麻里子 下口ひなな 中田ちさと 湯本亜美 伊豆田莉奈 岩立沙穂 岡田彩花 川本紗矢 込山榛香 西野未姫 野澤玲奈

    文責:三溝

    春休みの時期という事でド平日ながらの昼夜2回公演。一応両方見たけど、しっかり昼夜でカメラワークを変えてくれてるので色々なメンバーをしっかり見られた印象。


    そんな中、特に印象に残ったのは大和田南那でして。
    楽しい曲ではキラキラとアイドルオーラ全開の存在感、
    クールな曲や格好いい曲ではそれに見合った強い眼力を発揮して、
    改めて“ああ、彼女がはじめ15期のエースとして推されたのは伊達ではなかったのだな…”と思った次第。
    特に昼公演での「好きと言えば良かった」と「ひこうき雲」辺りはかなり良くて、
    この感じをアベレージで出せているのだから、彼女はまだまだ真ん中として使えるだけのパワーを持っていると思えた。

    あと、岡田彩花ね。
    そもそも彼女は結構特殊な存在感の人で。
    それは例えば“どこにいても見つかる”とか“否応なしに視線を奪われる”とか、そういう存在ではないが、
    代わりにふとした時に目に入るととても印象に残るというか、公演の中での良いアクセントになっている。
    そうした効用は、恐らく彼女があくまでマイペースに自分の世界観を作りこんでいることに由来するのではないかと思う。
    同じ曲を表現するにしても、他の子とちょっと違う方向性の表情作りとかをしていてだから印象に残る、という。
    反面、夜公演ではかなり随所で彼女が抜かれて「僕の桜」の最後はかなりの長いカットもあったりしたけど、
    きめ細かく世界観作ってるからずっと映っててもそれはそれで飽きないんだな、とも思った。

    それからゆあみこと湯本亜美が、いつの間にか結構良くなってた気が。
    いや、元々パフォーマンスは安定してたし、要所要所良かったのは知ってるんだけど。
    なんというか、個人的には表情が硬めな印象がずっと抜けてなかったんですよね。
    でも、この日はふとした時の柔らかい表情とかが、とても良い感じになってて好印象。
    単純に“ゆあみも大人になったよなぁ…”という感慨もあり、色々見なおしたりしました。


    あ、それから西野未姫の扱いは全盛期ぐらいの推し方に戻すべきだと改めて思いました、まる。

  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年3月30日 チームK「最終ベルが鳴る」昼公演
    平田梨奈 相笠萌 阿部マリア 石田晴香 市川愛美 篠崎彩奈 下口ひなな 鈴木まりや 田野優花 中田ちさと 藤田奈那 向井地美音 武藤十夢 茂木忍 湯本亜美 野村奈央

    文責:三溝


    石田晴香の卒業発表、とか。


    この公演だと、特に前半曲に於いて茂木忍が多く抜かれてた印象。
    確かに全般的にノリノリで、他のメンバーのスカートをニヤつきながらめくる姿とか結構久しぶりに見れた気がする。
    でなくても、彼女はカメラにいっぱいレスくれるし、表現も丁寧だしで、派手さはないけど見ていて飽きないんだよね。
    なんで、いっぱい映ると結構お得感あります。

    それと、キャプテンも副キャプテンも不在の中、MCとかの纏め役になるのが十夢さんというのが若干意外でしたな。
    冷静で落ち着いた性格ではあるけど、決してしっかり者ではないという印象だったので。
    案の定、要所要所で不安な所は合ったものの、大筋はつつがなく務めていて少し安心。
    パフォーマンスに関しては相変わらずの十夢ワールドで、どんな曲でも自分の世界に寄せる感じは極めればやっぱ最強なのかもし少し思った。
    「メロスの道」辺りをクールな表現でやってくる感じ、僕は好きです。

    後はなんと言っても助っ人・平田梨奈でしょうか。
    序盤は大島K時代以来、約二年ぶりの『最終ベルが鳴る』公演ということで若干固さが合ったようにも見えたけど、
    中盤以降は自他ともに認める“チームKっぽさ/違和感の無さ”を遺憾なく発揮していた印象。
    ゆあみ(湯本亜美)が出れずに、相笠・田野と3人となった「ごめんね ジュエル」は、まさにあの3人だからこそなんとか成立したものと思う。
    あと、力強いパフォーマンスばかり取り沙汰されるけど、「支え」とかで見せる優しい表情も大好きです。
    もっとチームK公演で見てみたいメンバーの1人だよね。


    卒業発表したはるきゃんに関しては、またその内に改めて。
    「支え」でやんぬさん(鈴木まりや)と2人で泣いてたりしたから、どっちか来るかな、と覚悟は出来たけど……

  • 三溝似弄
    三溝似弄
    高架線のカフェテリア
    AKBカフェテリアです。 三溝似弄さんへ。 今回の私の投稿により、大変ご迷惑をお掛け致しました。 全ては、私の責任です。 本当に申し訳ございませんでした。

    わざわざコメントありがとうございます。

    あまりお気になさらず。
    そもそもは僕の言葉足らず、不徳の致すところです。
    今後とも、至らぬ点がありましたらご指摘下さいませ。

  • 三溝似弄
    三溝似弄
    高架線のカフェテリア
    お優しい言葉に、心から感謝します。 これからも応援しております。 頑張って下さいo(^▽^)o🍀

    こちらこそですー。お互いに、頑張ってまいりましょう。

  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年4月11日 岩本輝雄「青春はまだ終わらない」公演
    大和田南那 小嶋菜月 佐々木優佳里 中西智代梨 中村麻里子 下口ひなな 中田ちさと 湯本亜美 伊豆田莉奈 岩立沙穂 岡田彩花 川本紗矢 込山榛香 西野未姫 野澤玲奈 小栗有以

    文責:三溝



    正直に言うと見飽きてきた感は結構あるんだけど、観始めてしまえばなんだかんだ楽しいテル公演。
    個人的に、テル公演はオンデマのカメラマンが特にノリノリな印象もあります。


    さて、この公演ではセンターを務めるなっつんこと小嶋菜月ですが、
    テル公演も既に30回以上を数えており、その全てに出ている訳ではないにせよ、
    最近はなんとなく彼女なりの、或いは彼女らしいセンター像の様なものが見えてきた気がします。
    つまり、とても平和であるという事。
    抽象的な言い方で申し訳ないのだけど、要は彼女が真ん中にいることで世界観が強く規定されることがどの方面にもないということでして。
    それで居て存在感が極めて薄いということもなく、どの曲においてもしっかり仕事をしている雰囲気。
    歌がド下手とか巨乳とか、持ってる武器は強烈だけどパフォーマンス自体は堅実で手堅いんだよね。
    そのお陰で全般に安心感が漂ってる様な印象……というのを一言で表すと“平和”な感じかな、と。

    では逆に公演全体の雰囲気の舵取りをしてるのは誰かというと、個人的には川本紗矢かと思います。
    取り敢えず、この座組においては、だけど。
    体育会系っぽいながらも全体的に爽やかなセトリなので、
    (全体に全力系のメンバーが多い中でも)彼女のような清純ぽさと全力さが両立してるメンバーが特に公演にフィットしてる印象。
    ポジションもそこそこ良いしね。
    ベタだけど、中盤以降どんどん前髪が乱れていくサマは、そういう全力感が好みの人にはとてもアピールするんじゃないかな、と思う。
    僕自身も、ピッタリ作られた前髪よりちょっと乱れてるぐらいのほうが見た目的に好きだし。


    あ、それと、髪型って意味では岡田彩花のデコ出しが個人的に最高でした。
    またやって欲しい。むしろずっとアレで居て欲しい。

  • 三溝似弄
    三溝似弄
    高架線のカフェテリア
    AKB48「君はメロディー」。 リクアワ直後、まだ世間が(私も含め)この曲に拒否反応を示している中、三溝似弄さんの 「でも年末になった時、結局この曲って良曲だったよね〜と言い出すと思う」 と発言していたのを思い出しました。 今夜のNHK「うたコン」は、いつもの豪華なメンバーでは無かったです。でも、今夜のメンバーと演出で初めて、楽曲本来の良さにようやく気付けた気がします🍀

    ぶっちゃけた話、パターンですからね…w
    みんな出た直後は色々それどころじゃなくて一旦叩きの声が強くなるけど、それが収束してきて、落ち着いて曲と向き合えるようになると"あれ? 意外と…"となる。
    かくいう僕も、自分でそう言いながら、「君はメロディー」が良曲に聞こえてきたのは最近ですw

  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年4月14日 チーム4「夢を死なせるわけにいかない」公演
    飯野雅 伊豆田莉奈 岩立沙穂 大川莉央 大森美優 岡田彩花 川本紗矢 北川綾巴 北澤早紀 小嶋真子 込山榛香 佐藤妃星 高橋朱里 西野未姫 村山彩希 千葉恵里


    最近珍しい全員が(一応)当該チーム所属メンバーである公演。
    チーム間アンダー・ヘルプ・助っ人、言い方は何でもいいが個人的にそれらに反対でないまでも、まぁカッチリとチームでやるのもそれはそれで勿論良いことだな、って。


    さてさて、この日の公演は高橋朱里ちゃんキャプテンがノッていた印象。
    彼女はムラっけとまでは行かずとも、そこそこ調子に波があるタイプなんだけど、この日は公演への没入度が高かった感じ。
    彼女が頭のいい子なのは周知のことだけど、それだけに“求められてること”に敏感過ぎて、それに足を取られることが多いんですよね。
    だから、公演そのものへの没入度自体が高ければ高いほど(余事に気を取られていないほど)、クオリティが上がっていく。
    そうなってしまえば止められるものはいないというか、“メッシ”とまで言われたクールな目つきと相俟って「森へ行こう」辺りではある種の鬼気まで見せてくれるもんね。
    MCで先回りしようとしすぎてから回ってしまうのは相変わらずだけど、まぁ今はまだご愛嬌って事でいいでしょう。
    今はね。

    キャプテンが良ければエース…即ち、こじまここと小嶋真子もも調子が良かった。
    こじまこは何が強いって、勿論キラキラ笑顔も素晴らしいんだけど、やっぱり常に堂々と確信を持ってそこに居る封な佇まいが素晴らしいと思う。
    こじまこがそこに居るだけで、不思議と“あっ、このチームは大丈夫だ”って無根拠に思える感じ。
    チームK時代(僕はあの時期を無駄だったとは思ってないの)に身に付けた、ありとあらゆる笑顔のバリエーションも健在で「愛の毛布」とかの静かな笑い方は白眉。
    まぁ兎に角あの人は強い。
    今に見とけよって感じ、あるよ。


    あ、それと、大森みゆぽんが舞台を終えて劇場に戻ってきたのがとても嬉しい。
    まだ役が抜けきってない風が少しあったけど、やっぱりみゆぽんが居ると公演自体の深みが違うんだわ。

  • 三溝似弄
    田野優花田野優花

    テレビをつけると同じ光景

    信じがたい現実が身体のすみずみにまではいっていく感覚

    わたしにできることは、とか
    いのることしかできない、とか

    簡単に言いたくない

    でも、口に出さずおもいつづけてるのもちがうよね

    現地に行ってすこしでもちからになりたい

    アイドルだから目の前の仕事を全力でやって歌って踊ることがわたしたちにできること

    なんかちがう、、、

    ひとりの人間として、救助に行きたい気持ちでいっぱいです

    でもそんなことできないから、すごい苦しいよ

    怖いね 辛いね

    でも人間って強いんだ、ほんとに。
    明日を、未来をみんなで信じて

    あぁでもこんなとき言葉にしたらやっぱやすっぽくなっちゃうんだよな

    でも伝えたい
    あなたに、伝わってほしいです

  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年4月20日 チーム4「夢を死なせるわけにいかない」公演
    飯野雅 伊豆田莉奈 岩立沙穂 大森美優 岡田彩花 岡田奈々 川本紗矢 北澤早紀 小嶋真子 込山榛香 佐藤妃星 高橋朱里 西野未姫 野澤玲奈 村山彩希 千葉恵里
    文責:三溝


    いかんせん髪をバッサリ切った岡田奈々に話題が集中しがちでしたけど、全般的になかなか良い公演だったと思う。


    その髪を切った岡田奈々は、まぁなんだかんだで居ると居ないでは大違いだな、と。
    彼女の気負いにも似た圧が加わることで、一気に世界観が広がることは間違いなく、チーム4の大事なスパイスになっている。
    まぁ、髪を切ったことでスパイスが効きすぎてる気もするけど、髪をバッサリ切った直後なんてそんなものでしょう。
    長さとかそれに合ったメイクとかこれからちょっとずつ落ち着いていくだろうし。
    それと、ここしばらくの彼女は自分の変態性を割と表に出して、それも売りにしてるけど、ショートヘアーだとその辺も強調されたりして、割とアクの強いキャラ性になってきた雰囲気。
    諸々込みでこれからどう落ち着いていくのかが楽しみですな。

    その対比というのでもないけど、岩立沙穂さんがとても印象的な日でした。
    彼女も髪をバッサリ切ってからそれなりにショートを続けてた訳だけど、最近はセミロングぐらい。
    彼女の落ち着いた雰囲気には今ぐらいの長さが合ってると思うのね。
    オンデマカメラもこの日は割とよく彼女を抜いていた印象。
    ひとつびとつの表現が手堅く、しかし自分の特質をよく理解して反映してる彼女のパフォーマンスは見ていて飽きないんですよね。
    特に「ハートが風邪を引いた夜」とかあの辺の曲で薄く微笑む感じが、恐ろしくも素敵で大好き。
    と言って、明るい曲やお馬鹿な曲が似合わないわけでもなく、本当にオールラウンダーなので、曲の世界観を選ばないのは本当に凄いと思うのだった。


    あっ、それと「森へ行こう」での千葉恵里の指先からカメラを引いていくカットがとても良かった。
    あそこだけでも見てみてほしいな。

  • 三溝似弄
    三溝似弄

    2016年4月21日 チームK「最終ベルが鳴る」公演
    相笠萌 阿部マリア 市川愛美 篠崎彩奈 島田晴香 下口ひなな 田野優花 中田ちさと 武藤十夢 茂木忍 湯本亜美 野村奈央 久保怜音 後藤萌咲 飯野雅 岩立沙穂


    舞台帰りの島田にあやなん、助っ人のもえきゅん、雅、さっほーと何かと盛り沢山。


    助っ人組では飯野雅が特に印象的。
    全体に、いかにもAKBの若手らしい器用さで溶け込んでいた感じなんだけど、
    「リターンマッチ」が思いのほかハマッててビックリしたの。
    単純にハマってたというより相手役の市川愛美とのバランスが同期だけあって極めて良くて、見やすかった、という感じかも。
    ホントなら、じっくり回数を重ねて練度を上げていって欲しいぐらいだけど、チーム違うもんな……
    他だと「Coolgirl」あたりもよく似合ってて、好印象だった。

    あとは野村奈央でしょうか。
    かなり熟れ(こなれ)てきたというか、熟れ(うれ)てきた、というか。
    最初の頃は、ほぼほぼ中田ちさとに翻弄される迷い子様だった「おしべとめしべと夜の蝶々」でほぼ完全に向こうを張れるようになってきてるんだよね。
    一周回って誘い受けの様に見えてくるほどに。
    最近の感じ、ホントに“危ない女だな…”って思うよ。


    それから「22人姉妹の歌」なんだけど、もうずっと島田があそこでいいのでは、と思った。
    島田ぐらいベッタベタにベタな方が、あの曲には合ってるよ。