見城社長 リトークありがとうございます 見城社長にリトークいただいたり 拍手いただいたりすると、 とても勇気をいただけます。 とても肯定されたような気持ちになって やはり勇気が出ます。 最近、「怒る」ことが増えました。 稲妻のような怒りではなく 地震のように、ジワジワと震えがくるような そして小さな余震が本震になって 大きく自分自身も揺らぐような 怒りです。 後で自己検証して なぜ怒ったのか？ 考えてみると 自分のエゴやプライドにたどり着くことになり やはり怒っていても しょうがない、と思う結果となります。 けれど同時に 最近はこの感情を とても大切に思うことも あります。 この怒りはエネルギーにもなる。 ぬるま湯の中でなんとなく 1日を薄っぺらく生きてしまおうとする 怠惰な自分を叩き壊す 圧倒的なエネルギーです。 市船の高橋先生は 「ベクトルを人に向けるな。 自分に向けろ」 と、よく仰います。 怒りは結局自分へと返ってくる。 それならば、自分を突き刺す刃ではなく 自分を持ち上げるマグマのように 燃えながら自分自身を押し上げていきたい。 それが「怒り」の 処し方なのかもしれないと。 大義くんの御命日12日が近づいてきました。 亡くなる直前、彼の心には 怒りはあったのだろうか。 時々考えます。 本の中ではあまり触れないようにした 彼の怒りを 映画ではあえて 描くようにしました。 彼は天使でも神様でもなく 人間だったのですから。 彼自身 怒りを生きるエネルギーに 変えようとしていたのかもしれない。 いや、 もしかしたら完全に怒りがなくなった瞬間 人は死に近づくのかもしれない。 そんなことを ぼんやりと考えます。 答えはいつまでも 出ません。 今日も、マグマに押し上げられながら 逃げられない自分自身と 歩いていきます。