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「誰かのためにプロジェクト」応援!(仮)
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しのちゃんとジオラマの話② 「ジオラマ展示会での出会い」 2015年8月7日。幕張メッセの大握手会でジオラマが展示された。 握手会の1日目はメンバーさんブースに展示会され、多くのメンバーさんがジオラマを見に来て、こども達に会ってくれたり、ジオラマを見て喜んでくれたんだ。 そこにこども達が待ち望んでいたメンバーさんの1人が訪れた、はるたん先生こと上野遥さん。 はるたん先生はジオラマの歴史の中で、ただ1人自分からぐぐたすのコメント欄でリクエストをしてくれたメンバーさんだ。そこからこども達を見守ってくれるようになり、今でもエールを送ってくれている。 展示会の日ははるたん先生がリクエストしてくれた、ジオラマの建物が完成したので見てもらう約束をしていて、こども達が望んだ通りはるたん先生は笑顔で見学をしに来てくれた。 何度もみんなには説明をしているが、ジオラマを作っているのは沿岸被災地のこども達だ。だからメンバーさん達はそのこども達が被災して、頑張っているのを知っている。 そしてそのジオラマを支えているのは自分のファンの皆さんだという事も知っている。だからメンバーさんはジオラマやこども達を大切にしてくれているんだ。 はるたん先生が見学に来た時、1人のメンバーさんと一緒に来てくれた。 そのメンバーさんこそ、しのちゃんことHKT48の岩花詩乃さんだった。 しのちゃんはジオラマの事も、オレの事も知らない。当然の事だった。 ジオラマの事を色々説明するこども達とオレ。そんなオレにしのちゃんが言ったはじめての言葉は 「誰なんですかw」だった。 オレは内心「強敵があらわれたな」と、その時は思った。笑 しのちゃんはこども達の説明を聴いて、ジオラマの経緯を理解してくれて、リクエストを託してくれた。 この日はここまでだった。 しのちゃんとは普通にこども達も出会った訳で、特別なシチュエーションとか、感動の涙みたいな事は一切なかった。 普通に出会い、普通にジオラマを見てこども達とも話した。 オレは展示会が終わり、岩手に戻ってジオラマ製作に携わっているこども達それぞれに展示会で何があったのかを報告をした。 その時にしのちゃんがジオラマを見学する写真を見て、気に留めたこども達がいた。 そのこども達は何かをしのちゃんに見出したらしく、それから応援をするようになった。 写真を集めたり、SNSを見たり、まあ特別な事はない。普通に応援をした。 だが、オレにはこの時、少しだけ引っかかりがあって不思議に思った。 しのちゃんを応援すると言った子達にはある共通点があったからだ。 しかし、この時はなにせ鈍感なオレだからそんな事は気にならなかった。 だが、このしのちゃんとこども達の出会いは後に意外な展開を見せていく事になるんだ👍

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