ログイン
(*^◯^*)横浜DeNA応援トークなんだ2016(*^◯^*)
トーク情報
  • Pokemon&NPBloveコハルさん
    Pokemon&NPBloveコハルさんPokemon&NPBloveコハルさん
    投稿画像

    負けた時こそ、野球選手として本来の姿が表れる。そんな信念を持ったドラ1左腕のけなげな言動が、ファンの心をつかみ始めている。
    DeNAのルーキー・今永昇太投手(22)は、開幕からローテに入り、好投を続けながらも打線の援護に恵まれず、初登板からの3連敗を含め4戦勝ちなし。
    それでも言い訳することなく、前を向き続ける。そんな22歳の「負けの哲学」に迫った。
    好投はする。でも援護がないから、勝てない。なんとも歯がゆい状況でも今永は、言い訳することがない。
    真摯(しんし)に敗戦と向き合い、思いを独特の言い回しで言葉にしてきた。

    味方の失策が絡んで負けた試合は「僕が打たれた事実は変わらない。エースを目指すなら、味方のミスもカバーできる存在にならないと」。
    好投しながら敗れた試合は「負けた投手の名前は残らない。いい投球だったとしてもプロ野球は昨日得た信頼を今日失う世界なので」。
    打線の援護がない試合は「そういう言い訳は防御率0点台の投手だけが言えること」など、プロ1年生とは思えない、信念に貫かれた言葉を数々残している。
    その殊勝な言動に敏感に反応したのが、ファンだった。インターネット上では「コメントがルーキーとは思えない。大物感がすごい」
    「まるで悟りを開いているかのよう」「常に謙虚だから、他球団のファンでも応援したくなる」などといった声が早速広がり始め、ひそかなブームが起こりつつある。
    どちらかと言えば優等生的コメントに終始する選手が多い中で、今永のような「自分の言葉」を持つ若手選手は希少な存在だ。
    しかも、普通なら気落ちしてトーンも落ちる敗戦後なら、なおさらだ。言葉の裏には、今永の「負けの哲学」があった。

    「自分は負けている時が、その人の本当の姿だと思っている。打ってる、勝ってる時は周りが騒いで浮かれることもある。でも、負けている時の例えばベンチでの姿や試合後の言葉を、みんな見ていると思うんです」
    負けている時に何を考えるか。それは、野球を取り組む姿勢にも表れる。「勝った時に悪いところを見つけ、負けた時にいいところを見つけながら成長したい」と言い、登板ごとに課題を見つけ、肥やしにしてきた。
    そして、4度目の登板となった22日の巨人戦(東京D)。7回1失点の好投も、打線の援護がなく、初勝利はまたしてもお預けとなった。
    4試合で26回1/3を投げ、防御率2・39ながら援護点はわずか1点で、成績は0勝3敗。勝ち数と負け数が逆になっていてもおかしくはないが、試合後、左腕はいつものように反省を口にした。
    「全ての試合で要所で粘れない。前回と同じようなミスをして投球のレベルが低い。打線の援護より自分ができることをやらないと」
    ただ、やはり勝った試合での喜びに満ちたコメントも、ぜひ聞いてみたいところではある。
    実力だけじゃなく、言動も注目されるルーキー。プロ1勝の壁を越えた先に、もっと大きなものをつかむ可能性を秘めている。

  • 削除されたユーザーが退席しました