見城徹 × 堀江貴文 × 藤田晋 トークライブ【たった三人の熱狂】
見城徹755卒業に寄せた『3分31秒のスピーチ』書き起こし
僕は、本当に、755にこんなハマるとは思っていませんでした。
愚直に、とにかく息遣い…ヤジコメしてくれる方の息遣いとか、ため息とか、足音とか胸の鼓動とか。
そういうものをなんとかして感じ取ろうと。
でも、絶対にまやかしや小手先は止めようと、思って。
思った事を返してきました。
それも、即興で返すので不愉快だったこともあったと思います。
この人勝手だなとか、傲慢だなと思ったこともあったと思います。
だけど、僕はその時の自分をそのまま、愚直に、返して、きたんです。
それが、一つの本になってしまったというのは、僕の中でも、奇跡のような事です。
そして、みなさんとこういう交流を持てたということは、僕にとっては、ものすごく重かったことです。
でも、やっぱり1日最初は2時間、3時間になり4時間、4時間半になる、っていう風になってくると、やっぱり僕にとっても重荷でした。
だから、まあとにかく一旦は止めようと、いう風に思って、今回3月31日で止めさせてもらうことになりました。
でも、みなさんのことは正直に言って、すごく気になります。
皆さんが、どういう風に生きているんだろうと。
どういうことに悲しみ、どういうことに喜び、どういう風に有頂天になって、どういうことに絶望するんだろうっていうことに関して、僕はものすごくやっぱり、耳を澄ませていたい、という風に思います。
だから、トークだけは消さないで…いや、トークって今までのトークは消します。たぶん。わかんないけど31日になんないと。
ただ、みなさんのを見ていたいな、とは思います。
ここまで7ヶ月間僕を、夢中にさせてくれた、みなさん方に、感謝します。
そして、この7ヶ月間を僕は絶対に忘れません。
死ぬ、数秒前に、755のみなさんのことは、必ず、思い出すと、思います。
僕はここで終わりますけれども、みなさんも僕の人生も続きます。
だから、どこかで誰かが見ているし、どこかで誰かが愛しているし、と思って、自分の人生を生ききっていただきたいと思います。
戻って来ることがあるかもしれないし、無いかもしれません。
とにかく、ここまで、僕に付き合ってくださって、ありがとうございます。
何を言っていいか、わかりませんけれども、最後に一言、言えるとするならば、その人の人生は、その人にしかないものなので、その人らしい人生を、生きてください。
僕は、見ています。
ありがとうございました。
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