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まるなす

8月10日 金曜日 Kタサカに代わり、おそらくKタサカ(女性)の上司であろうIシダ(男性)から電話 I ご迷惑をおかけしている7月4日の事故の件ですが、やはり予見ができるということは、確かに非現実的ではありますが一時停止して頂く等の注意義務があり後出様側にも過失があるというのが弊社の考えなんです M 回避方法が非現実的であることをお認めになられた上で当方にも過失を主張されるのですか? I はい… 裁判所の過去の判例でも同様に予見が過失の有無に関係しております M 過去裁判所がどのような事故でそのような判断をされたのかは分かりませんが、当方としては非現実的な方法でしか説明できない理由で過失を問われることには納得できかねます I このままお話が平行線ですとお話の場所を変えさせて頂くことにもなりますが… M 裁判に持ち込むということですか? I そうですね このままですとそういうことになりますが… M はい分かりました では当方はどのような手続きをすればよろしいですか? I 争う場所をお変えになるということですか? M はいIシダさんがそうおっしゃいましたよね I いえいえ当方としましては何とかこのまま後出様とお話を続けさせて頂いてお互い納得のいく形になればと考えおります M しかし当方はこれまで納得いく説明は受けておりませんしここまで拗れれば、今後その可能性は低いのではないですか? 今日はもう時間がございませんので、とりあえず裁判になるのならどのような手続きをすればいいのかだけお教え願えますか? I はい… まずは後出様のご契約されてる保険会社様にご連絡頂けますか? その上で今後どうするかの話になります M 分かりました I ではまた連絡させて頂くということでよろしいでしょうか? M はい、次回の連絡はいつになりますか? I 後出様側の保険会社様に連絡されてからということで M 本日中に連絡します I では週明け月曜日の午後に連絡させて頂きます M はいお待ちしております よろしくお願いします

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某損保会社の対応録
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  • まるなす
    まるなす

    とは言うものの、すんなり0.5対9.5になったわけではなく

    Iシダも含めて弁護士先生の部屋で3人で話すタイミングまでは、1対9でした。

  • まるなす
    まるなす

    事前に交通事故紛争処理センターについて調べていた時に、「同センターは損保会社が持ち合いで出資して運営されているから、どうしても損保会社よりで話が進められる」という口コミを目にしていて、それが先入観になっていたようでして…

    「1対9」という提案は弁護士先生自身の判断だと思いこんでしまっていて、

    「これ以上このセンターで交渉しても何も変わらない」という結論から

  • まるなす
    まるなす

    で、

    同センターでの話し合いの最終段階として、申し立て人(まるなす)と損保会社担当者(Iシダ)が直接顔を合わせてお互いに納得しているとことを確認する…
    というタイミングで、弁護士先生の口から「では間を取って1対9ということで…」という言葉を聞いて、Iシダが同センターでは「2対8」を主張していたことが判明しまして

  • まるなす
    まるなすまるなす

    8月13日
    月曜日
    Iシダから電話

    I ご迷惑をおかけしている7月4日の事故の件ですが、後出様の保険会社様にはご連絡頂けましたでしょうか?

    M はい
    私自身は飽くまで「過失の有無」を争点としていると伝えたところ、保険会社としてはお相手への賠償を前提とした「過失割合」の交渉なので「今のところはお力になれない」とのことでした

    I あ…そうですか…
    やはり後出様は0対10だと…

    M 御社が提示されてる割合が既に1対9じゃないですか(実際は先方が損傷無しなので0対9)
    1対9で納得できないのであれば、0対10しかないですよね

    I いえ、過失割合は0.5刻みなので0.5対9.5という事例もありますが…

    M あ、そうなんですか
    しかし今後裁判にまで話がもつれる可能性も否めないので当方の保険会社に一報する、ということでしたよね

    I はい、そうなんですけど…
    私共としましてはこのまま後出様とお話を続けさせて頂きたいと考えております
    で事故の過失の件ですが、やはりハンドルを握った時点で注意義務が生じますので「予見」ができた以上は双方に過失があるというのが過去の裁判所の判断でして…

    M ハンドルを握った時点で注意義務があるというのなら、過失10対0の事故はないということですか?

    I いえ、決してそういうわけではなくてですね、例えば交差点での出会い頭の事故で一方が信号無視の場合ですとか…

    M でもIシダさんの理屈なら、「信号無視をして交差点に進入して来る車があるかもしれない」という「予見」が必要なんじゃないんですか?
    「進行方向の真正面に車があるのに発進させて来るかもしれない」という「予見」との違いをご説明頂けますか?

    I …

    M 「予見」では「非現実的」な回避方法しかないというのはIシダさんもお認めになられてますよね

    今日のところはちょっと時間がございませんので、次回のお電話の時にはまた違ったご説明を頂けますか?
    このままだとずっと平行線で進展が望めませんので

    I 畏まりました

    次回お盆休みをはさんで23日(木)ということで電話を切る

  • まるなす
    まるなす

    結構早い段階からN新火災側は「1対9」を主張してたはずでは?

    と、最後の最後で、
    Iシダの目の前で、

    「間を取るのなら…」と反論し、その主張が通っての「0.5対9.5」でした。

  • まるなす
    まるなす

    全ての損保会社ではないかも知れませんが、少なくともN新火災のIシダは交通事故紛争処理センターでも弁護士先生に対しても平気で嘘をつきます