いたけんのトーク
トーク情報いたけん 見城徹見城徹 1つに躓くと全部が上手く行かないような気持ちになる。この1ヶ月、目一杯の力を振り絞って来たが、2つの案件が思わぬミスで変更を余儀なくされた。余裕がある時は構わないが、こんなご時世でご多分に漏れず業績が厳しいから真っ暗な気持ちになる。心配性で最悪ばかりを考えるので順調な他の案件までダメになるような気がする。でも創業以来27年、いつでもそんな不安と戦って来た。毎期なんとか切り抜けて今がある。コロナでなくても毎期必ず何か難局が存在した。楽になることなどないのだ。匍匐前進するのみ。そう言い聞かせる。明日は早朝から静岡に向かう。静岡朝日テレビの[とびっきり!しずおか]に生出演。さて、どうなるだろう?こちらも不安だ(笑)。
いたけん 見城徹見城徹 目の前の利益に拘泥すると大概失敗する。目の前の利益のためにフォームを崩してもしょうがない。フォームを崩しても勝ちに行くのは場面を張る時ぐらいだ。例えばプロ野球。4回打席に入って自分のフォームでヒットを1本打つ。1打席は四球を選ぶ。無理に打ちに行かない。そうすれば3割3分3厘。それを毎試合積み重ねればもしかしたら首位打者だ。フォームを崩して無理に打ちに行くとその時は4打数2安打になっても、必ずスランプがやって来る。
サイバーエージェントの藤田晋も言っている。水の入った洗面器からどこまで顔を上げないでいられるか?その我慢が大事だと。
「無理は通すためにある」と僕は言って来た。それはここ一番の場面を張る時だ。
洗面器から顔を上げない我慢の時と場面を張る時。その2つの見極めが物事の正否を決める。