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Mizuno Toshinori

2018年6月30日 川村 真洋 ソロ・ライヴ(第一部)レポート 1 2018年6月30日(土) 東京・下北沢「 近松‬ 」 『川村 真洋 Solo stage~take the first step~』第一部 Vo.G. 川村 真洋(かわむら まひろ 愛称:ろってぃー) ゲスト Akira Sunset G.Cho ビデオメッセージ 綾小路 翔(氣志團) 1.WINDING ROAD(絢香×コブクロ) 2.CHANGE(福原美穂) 3.オルフェンズの涙(MISIA) 4.渋谷ブルース(乃木坂46) {ギター弾き語り} 5.SASUKE(川村真洋) {ギター弾き語り} ビデオメッセージ 綾小路 翔(氣志團) 6.気づいたら片想い(乃木坂46) {ギター、コーラス Akira Sunset} 7.turquoise(川村真洋) {ギター、コーラス Akira Sunset} 8. 強くなりたい(平井堅) 9.未来-ミライ-(福原美穂) アンコール 何度でも(Dreams Come True) 予定された開始時間前、統率されたろってぃーコールの後LIVEスタート。 1.WINDING ROAD(絢香×コブクロ) 冒頭はア・カペラの力強い歌声、ここだけ聴いただけで気合の入り方とうまさがわかる。その後は短い挨拶のあとカラオケをバックにパワフルに歌いまくり、艶っぽさはたまらない魅力だ。ただ、初めてづくしのせいかある種の固さが目立つ。高音部にかかるときのファルセット部分の良さが打ち消されてしまっているのは残念。終盤再度ア・カペラになってから感極まり涙声になってしまったが全体的に気持ちが全面に押し出されていて聴いていて清々しいオープニングだった。 2,CHANGE (福原美穂) 間を置かずに続けて一気に歌い抜けた感がある一曲。聴く側にとっても初体験のため戸惑っている間にガンガンハイスピードで歌い、圧倒されっぱなしだった。全体で聴き入ってしまったせいで曲中での例のろってぃーコールもなく、ごく一部の手拍子だけで息遣いがよくわかりじっくりと細部を味わうことができたのは大収穫。曲の特性として低音部の連続箇所での音程のとりにくさがあり、難しい曲をシャウトと語り掛けの対比で見事に表現した。 MCではファンに対してここまでの「感謝の意」とCHANGE (福原美穂)を乃木坂46のオーディションの二次審査で歌った思い出の曲として紹介。次の曲は一曲歌うだけですごいエネルギーを使う曲と言ってからしっとりと歌い始める。 3,オルフェンズの涙(MISIA) この曲だけでLIVE代金(4500円+ドリンク代)の価値があったと断言できる熱唱。精一杯背伸びしてスケール感を演出、声をうまく使い分け細部に渡り気配りし巨大な曲想と戦い続ける姿に惚れ惚れとしてしまった。ファインプレーは歌い手だけではなく聞き手側も! 曲中私語も不必要な声援も無く、ひたすら繰り広げられるすばらしい歌声に魅了され不思議な一体感のある世界に浸っていた。そう、純粋にただろってぃーの歌が聴きたいのだ。単に騒ぎたいだけではない、いい歌を聴きたい・・・共通した思いが成し得た快演。 さすがに終わってからは大声援が沸き起こったが、本人曰くこの曲を歌うかどうかかなり迷っていたそうでどう聴き手がこの曲を捉えるか不安だった様子。ただ家族の「ゴリ押し曲」ということで決行に至ったとか。次はギターの弾き語りに挑戦、乃木坂46時代白石麻衣、高山一美の横でギターを弾いて参加した曲で歌詞が特に好きだとここまでの歌声とは違ったキュートな話し声になぜかほっと一安心。 4.渋谷ブルース(乃木坂46) ろってぃーの声の素の良さがギターの弾き語りによって強調され、ストレートにより強いメッセージが伝わってきた。昭和のブルース系やフォーク系の古い名曲群も充分歌いこなせるという証明になった。ここでも聴衆は静かに耳を傾けるだけ、ただだんだんと後半に向けてひとつの太い線になっていく訴えかける姿勢には共感という言葉しか思いつかない。 続いてもギターの弾き語り、14歳のときの愛犬の名前の自作曲という紹介をしてから歌い出す。

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