#HKT48とNGT48の経営統合について
序
先ず私の依って立つ所を明示してから上の表題に関しての感想を書いてみたい。
私見に基づく試論と言っても良い。
私は無名の一般人でAKB48グループのファン歴が10年以上あり、自ら濃いフアン=ヲタクを自認している。中でもAKB48(以下AKB)が一推しで、NGT48(以下NGT)が二推し。他の48グループについては個々のメンバーに何人かづつ推しがいる。
出来るだけ公平かつ客観的に考察を進めたいがAKBとNGTは所謂箱推しということがあるので、HKT48(以下HKT)とNGTという比較軸を取った場合にはNGT側に立った見方に偏る可能性がある。
また、特に現代の会社の浮き沈みや資金の流れ、人間関係など、外部のものからは完全には把握し難い複雑なものがあるので、間違いや誤解も出てくるかも知れない。
1.朗報か?悲報か?
先日のニュースを見て、これは少なくとも悲報ではなく朗報だろう、と書いた。
他方ネットでは悲報とする見方が多いようである。その大多数の声を見ると次の二つに大別される。
①解散もしくは消滅を願っていたにもかかわらずNGTの延命策が講じられたのは良くないこと。これで近い将来の解散・消滅が無くなったのは遺憾である。
②グループ全体のフアンはおろか世間からも悪の組織或いは集団と見做されているNGTをHKTに押しつけること、合併することはHKTには何の得もない災難である。
これらの声の中からはNGTの再建や復興を望み、何の罪もなく騒動と混乱の渦中に放り込まれたメンバーたちのことを思い遣る真面目なNGTフアンの意思を窺うことは出来ない。これが本当に48グループフアンの大多数の意見なのであろうか。
(続く)
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