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ゆきひよのトーク
トーク情報
  • ゆきひよ
    豊永阿紀(HKT48)豊永阿紀(HKT48)
    ゆきひよ
    阿紀ちゃあああん!28日の写メ会、チームHポーズお願いするので、緊張でてんぱるかもしれないけどずっと撮った写真大切にするのでよろしくね😭😭🖤楽しみ!

    おおおっ!!楽しみにしてるよお!!!

  • ゆきひよ
    豊永阿紀(HKT48)豊永阿紀(HKT48)
    ゆきひよ
    鳥籠荘の今日も眠たい住人たちって本がすごくすきだったなあって思い出したんだけど、阿紀ちゃんって電撃文庫とかも読んだりする??💌🐈

    キノとかデュラララ!!読んでたけど、友達に借りながら読んでたから、小学校卒業して読んでないなぁ、、、読みたい

  • ゆきひよ
    豊永阿紀(HKT48)豊永阿紀(HKT48)
    ゆきひよ
    青梅の季節になってお客さんがたくさん買ってくんだけど豊永家は梅酒とか漬ける??😳😳

    梅酒はつけんけど梅干しはつけるよ〜〜〜普通に梅干しの時もあるけど、夏といえば青梅を薄口醤油でつけるやつだなぁ。薄口醤油って知ったのおとといやけど!!!!素麺つけると美味しい

  • ゆきひよ
    豊永阿紀(HKT48)豊永阿紀(HKT48)
    ゆきひよ
    メンバースケジュールとかその日の会場とかもいつわかるのかとか初心者だから初めて行った時わからなかったなあ( ; ᴗ ; )( ; ᴗ ; )!いつから申し込み始まるのかとか!

    あきもいまだにそれわからわくない!!!!毎回必死で、あれ、さっきのこのページ見たよな、って思いながらスケジュール確認してる!(笑)どうやったらわかりやすいかな?HKTのだったら、公式ブログのURLみてわかる??

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  • ゆきひよ
    豊永阿紀(HKT48)豊永阿紀(HKT48)
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    2018.06.27

    青空と逃げる/辻村深月

    川、風、船。
    1ページ目の景色がとても爽やかで、今までの辻村さんの作品とは少し違うなと思ったところからのはじまり。

    家族がキーマンになったりすることはあっても、ここまでの親子の話というのも珍しい気がしました。

    ところで、この本の主人公は誰なんだろう。

    物語は、小学5年生の男子、本条力が四万十で初めて体験する川漁から始まる。わたしは、力になり、力の感じる風や、匂いや、食感や、重さ、記憶、感情を動かす。だからわたしは、当たり前に、力が主人公だと思っていたんです。

    なのに、場面が変わると、視点が変わっていた。力の母、早苗が語るその続き。母から見た力や四万十の話。


    ああ、辻村さんの作品だなぁ、と思いました。
    辻村さんは、子どもの気持ちをずっと忘れない。感じた理不尽や、疑問を忘れない。でも、大人だ。大人から見たその理不尽の理由や、答えを知っている。わたしがなりたかった大人。

    この親子は、父/夫のスキャンダルに巻き込まれ、いろんな場所を転々とし、慣れた頃にまた逃げないといけなくなる。そんな2人の特別な季節の話。ずっと一緒にいるのはお互いだけで、そのぶん、記憶や日常は、濃く重なり、その重なった部分を通して、とても自然に、何も考えることもなく自然に、主人公が変わっていくんです。

    その後も、力と、早苗が交代に時間を進めていきます。そうして、交互に主人公が変わるのは、まるで人生そのもののようでした。

    人の数だけ物語があり、それぞれが主人公だ。何千回と聞いた言葉の意味が、ようやく腑に落ちたような、そんな感じ。

    1つの出来事に対して感じることや考えることは、立場や自分の持っているカードで変わるのだと、気づかされました。

    2人の主人公が、次々とめくっていくカードで、だんだんと真相が解き明かされていく。

    親子なのだから、家族なのだから、はじめから全て見せていれば、こんなに長い間逃げなくてもよかったのに。それでも家族だから、護りたくて、傷つけたくなくて、想像して、なかなかあかせないこともある。

    いや、家族だけじゃない。護りたい思うものがあると、一方で言えないことがあるというのは、誰しも心当たりがあるような気がします。それは家族だったり、自分の身だったり、誰かの未来だったり、人それぞれで。それが少しずつずれるから、一筋縄じゃいかないんですよね。


    この親子は、すごく優しくて、すごくつよい。

    でもそれは特別なことなんかじゃなくて、根底にあったものたちが、いろんな人に出会い、味わい、あたたかさと冷たさに触れるたび、少しずつ少しずつ、顔を出したもの。人は誰しも、そんな力があるらしい。人間、いざとなればどこにでもいけるし、どうにでもなれる。そして、何かに一生懸命に生きていれば、本当に困った時、手を差し伸べてくれる人がいる。助けを求めていいんだって、また教えてもらいました。

    この本の舞台に行くことも、また一つ夢になったんだけど、47都道府県行ったからか、こういう感じか、こういう風景か、温度か、においか、ってわかる自分がいてびっくり。

    それぞれの地で出会った彼らは、いまどうしてるだろう。
    いつか、力の会いたい人にまた会えるといいなと思うし、いつか、思い出として、思い出せる日が来るといいな。

    それから力の人形劇、2人の血を引いてるんだなぁ、と微笑ましくなったけど、血のつながりがなくても、同じ思考回路で、同じ行動をする2人もいる。家族って、不思議だ。

    個人的な話、凍りのくじらの理帆子と力は仲良くなれそうな気がします。

    またひとつ好きな本が増えました。