109G49 20歳の男性。大学へ行かないことを主訴に家族とともに来院した。2年前に大学に進学したものの半年後から行かなくなり、昼夜逆転の生活が続いている。趣味の集まりには月1回程度参加し、時に買い物に出かけたりするものの、その他は自室にこもり終日インターネットでゲームなどをして過ごしている。不規則ではあるが食事や入浴はしている。「仕方なく来院した」というが礼節は保たれ、質問に対して的確に回答し、表情の動きは自然である。身体所見に異常を認めない。 まず行うべき対応として適切なのはどれか。 a 大学へ行くことを促す b インターネットを禁止する c 睡眠日誌をつけるよう指示する d 趣味での外出を増やすよう助言する e 今の生活について悩みがないか話し合う