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佐藤祐樹

新築のとき柱梁などを組み立てた上に棟木を上げること。棟上(むねあげ)ともいい,その儀式をも指す。古い時代の儀式では,大工は束帯を着し幣(ぬさ)を取って屋上に昇る。天御中主(あめのみなかぬし)尊,大日孁貴(おおひるめのむち),月弓(つくゆみ)尊などをまつる祭壇は正式には屋上と柱根両所に設けるが,略していずれか一方に設けることもある。

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