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ちばりょー

初恋5 ミス 好きじゃない人の机を蹴ってどんどん人数を減らしていく。 だんだん人数が減っていドキドキ感と、静かな教室に机をコツンと蹴る音が響く。 お互い2人ずつ残したとこで自分は重大なミスに気づいた。 自分が残したのは今まさに目の前にいる大好きな彼女と、さほど男子から人気がなかった女の子。彼女が残したのは、背が高くて、足が速いイケメンの女の子からの人気抜群の男の子とまさかの自分。まさに負け戦… 「最後は好きな人のほうの机を蹴ろう。」彼女の提案に乗り、どっちが先に発表するかじゃんけんすることになった。

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本書くか!(笑)
トーク情報
  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋2
    遠足

    4年生になって、初めての行事。春の遠足。
    僕たちは江ノ島に行くことになった。

    グループが一緒だったのか、ただ好きだったのかも覚えていないがその日はなぜか1日その子と一緒にいた。もちろん、他の子も一緒にだが。

    バスの席が隣で、格好つけてその子の荷物を取ってあげたり、海ではしゃいだり、お弁当も一緒に食べた。

    おそらく彼女にも僕の好意はバレてしまったかもしれない。それでもその日の遠足は小学校の6年間で行った遠足の中で一番の思い出となった。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋3
    放課後

    ある日の放課後、他のクラスの友達を待ってると彼女も他のクラスの友達を待ってるみたいで二人きりになった。

    いつもみんなの前ならちょっかい出してふざけあう仲だけど、今日は二人で無言の時間が続く。

    ふいに、彼女のほうから「今好きな人っているの?」と投げかけられた。もちろん好きな人はいるが、その人は目の前にいる彼女。

    「いるけど、言わない。」それが精一杯だった。当時チキンだった自分は告白とかできるわけがなかった。

    「そうなんだ。私も好きな人いるし、教えるから教えてよ。」

    そんなの自分なわけないのに、好きな人がいるって聞いて凹む一方で、自分の好きな女の子の好きな人に興味があった。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋4
    提案

    「そうなんだ。私も好きな人いるし、教えるから教えてよ。」

    完全な負け戦…かっこいいって言われる男の子は数人いたから奴らに勝てるわけなかった。でも彼女の好きな人に興味があったから聞くことにした。

    「じゃー、まず好きじゃない人の机を交互に蹴って削っていこう。」そう提案されたのでその提案に乗ることにした。

    当たって砕けろ精神とドキドキでいっぱいだった自分は何も考えずにどんどん削っていった。彼女のほうは提案しただけあって、正直な話、あまり当時はモテてなかった人から削っていった。そして皮肉なことに自分の机は蹴られてない。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋5
    ミス

    好きじゃない人の机を蹴ってどんどん人数を減らしていく。

    だんだん人数が減っていドキドキ感と、静かな教室に机をコツンと蹴る音が響く。

    お互い2人ずつ残したとこで自分は重大なミスに気づいた。

    自分が残したのは今まさに目の前にいる大好きな彼女と、さほど男子から人気がなかった女の子。彼女が残したのは、背が高くて、足が速いイケメンの女の子からの人気抜群の男の子とまさかの自分。まさに負け戦…

    「最後は好きな人のほうの机を蹴ろう。」彼女の提案に乗り、どっちが先に発表するかじゃんけんすることになった。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋6
    告白

    「最後は好きな人のほうの机を蹴ろう。」

    じゃんけんして自分が負けたので自分から机を蹴ることになった。

    自分が後ならば、彼女の発表を聞いて、自分じゃないだろうから残してあったもう一人の子の机を蹴って逃げようと思っていた。

    でも先になったので、正直に白状することにした。

    彼女の机をコツン…惨めだ、完全に終わった。

    しかしとんでもない奇跡が起きた。

    なんと彼女は自分の机をコツン。

    なんと両想いだったのだ。その後のことは浮かれすぎてよく覚えてない。ただお互いの友達が来たから普通に帰った記憶だけはある。

  • ちばりょー
    ちばりょー
    削除されたユーザー
    素敵やん🐙✨ イルカ様もそういうのしたかったっ酢🐙✨

    今となってはいい思い出です。また続き書きますねー。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋7
    告白後

    彼女と両想いとわかってからなぜかそのことが学校中に知れ渡ることになった。僕か、彼女のことを知っていれば、両想いの人がいると。

    公園で遊んだり、一緒に下校したりしていたが、それを同級生にみつかると茶化され、少し恥ずかしかったが彼女と一緒にいるのが楽しかった。

    彼女の誕生日会に呼んでもらったり。バレンタインのチョコをもらったり、中々楽しい年になった。

    5年生になるまではだが…

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋8
    クラス替え

    5年生になる時、クラス替えが行われた。

    そこで彼女とクラスが別れてしまった。(自分は2組、彼女を含め、仲良い友達はみんな5組)

    そして残念なことに2組、5組は教室の階数が違った。なのでクラス替えをしたらほとんど彼女に会えなくなってしまった。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋9
    彼女の親友

    6年生になったある日のこと。

    僕は中学受験するために塾に通っていた。そこには彼女の親友と呼べる女の子もいた。僕とは仲がすごい悪く会えばお互いの悪口を言い合っていた。

    その女の子から、「彼女はもうあなたに興味がなくて違う子が好きだから、あなたはもう諦めな。」と言われた。

    話す回数を減り、自信がなかったところにとどめの一発だった。

    高校生や大学生、社会人の恋愛じゃないのでそんなことを彼女に聞くとかそう言う感じでもなく、あぁ、そうなんだと勝手に納得していた。

    自分から諦めていた。

  • ちばりょー
    ちばりょー

    初恋10
    事件

    彼女と疎遠になって、少ししてから事件が起きた。

    当時、そこそこだった僕は、違う女の子に告白された。俺と彼女との仲を知っていて、よく話す女の子だった。もちろん疎遠になっていたことを知っていた。

    結構大胆な女の子で、みんながいる前でさらっとら告白してきた。(みんなは特に聞いていなかったみたいだが…)

    たまたまその女の子と下校していると後ろから彼女が僕たちを追い抜いて走って行った。そのときは全く気にも止めなかったが次の日学校に行くと大変なことになっていた。

    僕と仲良い女の子が付き合っていると学校中が噂になっていたのだ。