某大学アメフト部騒動から史上最高級に注目されている【体育会系】運動部。
上の命令は絶対服従とか軍隊式とかネガティブな論調を最近よく目にするが、素晴らしい【体育会系】運動部も多々あるのでステレオタイプ的に語るべきではないということは言うまでもない。
小生も学生時代【体育会系】運動部に所属していて仲間も出身者が多いので、【体育会系】出身者が好きだ。ハキハキしている人が多いし、礼儀正しい人も多いし、また文武両道で色々な分野で活躍している方が多い。
小生はこのように良いイメージを持っているが、【体育会系】出身者として、最近よく聞くようなネガティブな意見も理解できないわけではない。一つの目標に対して一枚岩で頑張る素晴らしい文化ができやすい一方で、多様性が欠如してしまうリスクも否定できないからである。欧米ではあまり見られない日本特有の学校教育における【体育会系】運動部の由来は、兵学校の教育から派生したものと聞く。そういった由来から軍隊式な指導が根付いたということはあるかもしれない。
一番重要なことは、
多様性が欠如や時代遅れの軍隊式みたいなデメリットが出るか出ないかは、《指導者による》ということだと強く思う。良い指導者とは教育者であり、点ではない教育をされている。スキルや体力だけでなく人間教育も徹底することで、教え子たちの未来を見据えた教育(点ではない線の教育)をされている。
小生の場合、良い指導者に恵まれて本当に良かった。企業経営においても、大して考えなくても右肩上がりの経済成長に乗れば成長できた時代は遠の昔に過ぎさった。国内人口の減少は止まらないし、消費者(お客様)の価値観は多様化しているので、基本理念の握りがあるという前提で人材の多様性が非常に重要な時代である。自戒。
体育会系の没落:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO31388350V00C18A6EN2000/
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