「同性から見たまゆゆ」 AKB時代のまゆゆは、どうも異性にはウケが良いが、同性からは反感を持たれることも少なくなかったようだ。もちろんこれはごく一部を誇張した見方であって、単に話題として面白いから注目しているに過ぎないのだが それでも、まゆゆを取り巻く状況を考えると、同性ウケが悪い女の子というのは異性からは絶大な支持を集めるというアイドルの法則は現代でも通用している印象である 可愛い女の子、可憐な女の子というのは同性にとってはなんとなくわざとらしく感じられるイメージで解釈されるのだと思われる。この汚れた世において、そんな純真無垢な女の子がいてたまるか、というひねくれにも似た願望を直接ぶつけられる存在なのである。これは日本人の狭い根性というよりは、女性特有の心理とも考えられる。別段異常なことではない。輝きを増すというのは、ある層にとっては逆説的なものなのである 総選挙で念願の1位を獲得し、AKB48にそれほど関心のない多くの人々に存在感を示すのに成功したわけだが、それは同時にアンチを増やしたということでもあった しかし、反感を持つ人が多いのはそれだけ支持されている証拠でもあって、人気がなければ反感すら抱かれないのだから誇るべきことではなかったか