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ペンギンママ(53歳女性)

いつも、「お母さんの介護をして、偉いねえ。」と言われることに、なんか違和感を感じていた。 そう言ってくださる方に、悪気がなく、本当に敬意を持って言ってくれていることはわかるので、その時はにこやかに「ありがとうございます。」 と言っているが、 母の介護は、私が家族に申し出て、家族にも力を貸してもらいながら、仕事を大幅に減らして、母と暮らし始めた。 約半年間、コロナ禍で入院と施設に入っていた母は、施設の食事が嫌だったり、 自由に過ごせない事が辛かったりした。 面会も出来なくて、会えない日が続き、徐々に、母への愛おしさが増した。 コロナ禍で、私の仕事も減っていたし、思い切って、私が母と一緒に暮らせば、母は施設から出て家で美味しいご飯を食べて、自由に暮らせるんだなー。 って、何度も何度もシュミレーションして、介護&同居を決めた。 人の幸せって、きっと、 大切な人が、幸せな状態であること。そして、それを心から祈るれることが、最高の幸せなんだなあって思う。 愛って、そういうことなんだなーって心からそう思う。 だから、結局、人の幸せを祈ることって、究極の自分の幸せとして返ってくるんだと実感がしている。 何が言いたいかというと、母の介護は私が偉いのではなくて、実は、私が幸せになるためにやっているのである。

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80歳になる母の介護日記
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