業のトーク
トーク情報- 業
業 金銭トラブルだったとか、警察に通報すると言われて刺したとか、そういう情報が出て以来、動機に関する報道は今のところ止んでいる。
本当のところは何もわからない。
被害者の名誉を傷つけるような落ち度が出てきてしまえばそれは公にされないかも知れないし、どこまでいっても加害者の証言でしかないわけだから、ただただひたすら加害者が嘘をついているだけかも知れないが、恐らく何にせよ想像できることは、満たされてさえすれば、こんなことは起きなかったんじゃないかなあ、ということだ。
それは加害者も、被害者も。
何かしら。
きっとそんなことでどうこうなることもなかったのだろうし、別に素っ気ない態度もしていない、むしろ腰を低く、できる限りの心遣いと、ぎこちないながらの笑顔を心掛けているけれど、もし自分がもっと彼の胸に灯りをともすような応対をしていれば、こんなことは起きなかったのかも、とすら想像することがある。
さすがに考えすぎなのだけれど。
何があって、どうしてこうなったのかは知らないが、自分の中の暫定的な結論、というか、この件を受けて改めて思いを強くした指針、みたいなものがあるとすれば、寂しそうな人に優しくする、ということぐらいだ。
別に寂しそうには見えなかったし、優しくしていたし、優しくしていても起きただろうし、だから関係ないし、そもそも人の寂しさを心配している場合でもないのだが。
ひとまずはそういう結論を胸に置いている。
