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片雲の風にさそはれて
トーク情報
  • てんあつ
    見城徹見城徹

    [熱海殺人事件]のラストですが、つかこうへいは最初のうちはビートルズの[オール・マイ・ラヴィング]、その後はプレスリーの[レット・イット・ビー・ミー]を使っていました。今回のトークショーで[熱海殺人事件]のオープニングとラストをやることに決めたのは当日の2日前の岡森諦との電話でした。せっかく役者が出るのにただトークするだけではもったいないと思ったからです。ラストの音楽はアリスの[冬の稲妻]にしたいと決めていました。観て下さった方は再認識したと思いますが、この曲は訳もなく劇的ですよね。アリスというグループの劇的さがこの一曲によく出ています。集団就職で東京に出て来た工員が女工を熱海の海岸で腰紐で首を絞めて殺す。そんな平凡な三面記事にもならない事件を派手な事件にしようと捜査するのは警視庁捜査一課・くわえ煙草伝兵衛と富山県警から赴任した熊田留吉。そして婦人警官・ハナ子。丁々発止のやり取り。やがて露わになる日本の経済成長の切ない歪み。涙と笑いと感動。容疑者を送検した後、その残酷な役回りに耐えきれず富山に帰ろうと決意した熊田留吉刑事にくわえ煙草伝兵衛が煙草の火を要求する。ラストのセリフ「うん、いい火加減だ]に被さるアリスの[冬の稲妻]。舞台に立ちながら、「決まったなあ」と一人で痺れてました(笑)。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    僕は死刑制度は維持すべきだと思っています。何人もの無辜の人々を殺傷した以上、自分も死を課せられるのは当然です。ヒューマニズムの観点で「非人間的だ」「残酷だ」と指摘するのは違和感があります。無期懲役では凶悪な殺人事件は増加します。安易なヒューマニズムで死刑廃止を唱えるのは明確に反対です。但し、より一層の精緻な裁判は必須です。松本智津夫死刑囚が事件の真相を一切話さず逝ってしまったことは残念ですが、彼の闘争の結果が死刑だったことに異論はありません。殺人を伴う闘争はそういうことです。革命とは自らの死を覚悟することから始まるはずです。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    今日は重要な決断をしなければならない。リスクを承知で義理と人情を取るか?それとも実利を優先させるか?好きな人からの依頼は悩ましい。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    僕らは一瞬の人生を生き、悩み、愛している。1000年なんて一瞬だ。あっという間に3018年になる。そんなことを想いながら、かけがえのない今日を生きる。

  • てんあつ
    てんあつ

    おはようございます!

    今朝のリトーク集は、オール2018年7月のものです。
    上質のウイスキーのように香り高く、それでいて芯のブレがなく、重厚な余韻を楽しめる見城さんの過去ログです。