小川利和のトーク
トーク情報としモン 吉田真悟吉田真悟 『秋元康さん×金田石城さん×見城社長トークショー』
◆日時:4月2日(土) 14:15~14:45
◆場所:東京芸術劇場 ギャラリー1
◆まず告知:
日本テレビの『世界一受けたい授業』で秋元さんの詩の世界、
金田さんの今回の書が番組で取り上げられるそうです。
(たぶん4/9(土)放送)
◆金田さんの書について
一点一点が小宇宙であり、限られた詩と墨の濃淡のダイナミックな
言霊達の中に高次元の無限を感じられました。
ある作品の前では曲が鳴り響き、別の作品の前ではMVやステージでの
パフォーマンスの映像が重なります。
書道家対作詞家のバトルでもあるし、コラボした化学反応が屏風の上で蠢くとき、無意識下にあった恥ずかしい感情が溢れ出しました。
思い入れがありさえすれば、存分に楽しめる異空間です。
※このあと、作品はさいたま市の新ホールでも展示されるそうですので
是非ご覧ください。最終的には秋元さんに寄贈されます。
(目録はトークショー内で贈呈済)
◆トークショー
いつもながら天才的なトーク回しの先生、寡黙ですが落ち着いて心情を語る秋元さん、書道人口を増やしたいと熱い想いを語る金田さん。
たった30分でしたが、ご三方の話が深くて濃くて、言葉を生業とする人達の凄まじいエネルギーにあてられ軽い熱病となりました。
秋元さんの詩の世界を取り上げた経緯、表現に屏風を選んだこと、曲を何度も聴き本のページを繰り、苦しみながら切り出した詩を何度も書き直し、最後に残った1枚が作品になったことなどが語られました。
「これは秋元さんとのバトルだ」「書道家は間や余白で金を稼ぐもの」「(書としての)言葉はその後の言葉との関係で表現が決まる」とか、失礼ながら深く思考されているのだなと感心いたしました。
最後に感想を聞かれた秋元さん(たぶんこうおっしゃられたはず)
「歌詞がメロディを取られてしまって、石城さんの屏風に叩きつけれたとき、言霊の力で新たな感動が呼び起こされている……」
素敵なトークショーに参加させて頂き、誠に有難うございました。
非公式記録員