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[燃ゆる女の肖像] 無名の女流画家と貴族令嬢の恋愛もの。 台詞は少ないし、女優達の表情も決して豊かではない しかしながら、細かな心情や内在する情熱を視線だけで表現する。 見る側の視線、見られる側の視線、それを見守る視線 絵画のような上品で淡い映像と、女優陣の演技対決は見応えがあります。 [ファルコン・レイク] 思春期特有の感情の揺れと、終始払拭出来ない死の匂いが何とも不穏な気配を醸し出しています。 ノスタルジックな映像も相まって、最後は心地良く騙されます。 16歳の少女と、14歳の少年が主役ですが、この年代の3歳差は大きい。 女子はグイグイ誘惑するのに、男子はソワソワ、ドキドキからのアタフタ。 こればかりは全世界共通なんですね。 四月に観た映画です 中でも時代劇は全て当たりでした。 ・ドロステのはてで僕ら ・リバー、流れないでよ ・燃ゆる女の肖像 ・ファルコン・レイク ・市子 ・仕掛人・藤枝梅安1、2 ・ゴジラ-1.0 ・善き人のためのソナタ ・フェア・プレー ・ペーパー・ムーン ・クレイマー・クレイマー ・嘘八百1〜3 ・居眠り磐音 ・都会のアリス ・ヨコハマBJブルース ・蘇える金狼 ・余韻の長さだと「燃ゆる女の肖像」がダントツ。 ・劇団ヨーロッパ企画はどれも面白い。  もっと人気が出そうだし、脚本が完全オリジナルなところも👍 因みに、[リバー、〜]は『日本批評家映画大賞』で脚本賞を受賞しています。 ・[ペーパー・ムーン]は、モーゼとアディと一緒に旅をしている気になる。  やっている事は全て犯罪だけど、微笑みながら見入ってしまう作品。 ・[クレイマー・クレイマー]の朝食シーンのアタフタ感は最高。この時代のダスティン・ホフマンは全て素晴らしい。 ・梅安役のトヨエツはハマってたし、色気が半端なかった。 ・優作主演の二作品は何度も観たけれど、『蘇える〜』は、前屈みに走る優作、吹雪ジュンの可愛らしさ、佐藤慶と顔色の悪さが脳裏から離れない。 BJは・・・ライブシーンを観るため作品。かな。

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    Netflixで『セキュリティ・チェック』を観たが、王道の空港パニック作品で楽しめました。
    予定調和だ何だっていう人もいそうだが、エンディングに至るまでの展開の速さと、主人公の逡巡をじっくり見せる緩急は👍
    クリスマス、空港パニック、テロリストと言えば『ダイ・ハード2』を思い出したが、こちらは銃撃戦が無い代わりにストーリーの面白みが際立っていた。
    宣伝が上手で、劇場に足を運ばせる事に長けていて、いい役者を軒並み揃えて、毎回肩透かしに合う監督作品より、配信サイトの作品の方が面白いってどうなん?笑

    この週末は他に4本観た。
    カート・ラッセルの『ニューヨーク1997』、『イル・ポスティーノ』、ルトガー・ハウアーの『ヒッチャー』、それと新作の邦画を近所のシネコンで。
    素材はいいのに調理師の技量がないと平凡な料理になってしまうのと同じで、いい役者を揃えても平凡な映画になるという体験も出来た週末でした。
    まぁ『地面師』をつまらないという人もいれば、今朝見た邦画を絶賛する人もいるのと同じで、観る側は勝手なものだ。

    「いい映画、いい本」ってのは、見返したり読み返した時に新しい発見が必ずあるものだと思っている。
    時間の経過によって自分の思考や感性が変化して、昔は気づかなかった「何か」が見つかる時がある。
    最初正解だと思っていたものも、長い時間をかけて不正確になるものもあるように、「いい作品」って、そう簡単に出会えるもんじゃないですね。

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    結局チケットを購入していた列車には乗れず、30分遅れの自由席にて。
    しかし、博多を過ぎても満席、熊本を過ぎてもさほど変わらず。
    ちょっとナメてました。。
    疲れた。

    明日は同窓会があるんだけど、その前にお墓参り。
    幼稚園の頃からずっと仲良くしていた友達にお供えをして、それから年末を楽しもうと思う。

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    新幹線に乗り遅れようと、自由席で窮屈な思いをしようと、本読んで、眠くなったら寝て、気づいたら鹿児島に着くだろう。くらいで丁度良かった。
    旅に本は欠かせない。

    そのおかげで好きな作家ではないが、あるノーベル賞作家の小説を改めて読む時間を設ける事も出来た。

    この作品の主題は不倫。
    しかしこの女性作家は日本人作家の類とは全く違う。
    生々しさを削ぎ落とし、冷たく渇いた筆致で紡がれる男女の物語は、自伝的ではあっても**的ではない。
    恍惚とか耽溺、憐憫を意識的に回避するテクニックのお陰で、自分の様な凡才には心地よい読後感でした。

    自分が惚れ込んでいないものについて書く事は止めたけれど、常に本気で読んでいるし観ているので、誰かの意見を参考にして感想を書く事はないですね。

    今年も色々書いたけれど、単なる感想文を読んで、更には拍手までして頂き恐縮しています。

    それでは皆さま、良いお年を。

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    会社の後輩に昨年アメリカでヒットした曲をDLして貰った。
    簡単に言えば『ベストヒットUSA』の2024年度版なんだけれど、目的は今日のグラミー賞を観る予定だったからだ。
    でも、正直なところ、よくわからない。
    強いて言えば優しく綺麗な曲が多いという印象と、テイラー・スイフトが予想以上に人気あるって事を知った。

    という事で、『噂』である。
    当時アメリカではかなり売れたアルバムらしいけれど、
    フリート・ウッド・マックは、ちょっと世代は上だし、ファンだと公言する人は同世代にはいない。
    しかし、スティービー・ニックスの鼻にかかった声が、憂鬱な冬の朝にはピッタリ合うので、今はこのALを朝のローテーションにしている。

    以前のHNの時は「偏愛と無関心」と事ある度に呟いていたけれど、今もそう変わらない偏愛至上主義ですね。

    何だかんだ言っても、波長が同じでないと本も映画も音楽も人間も深まらないって事。
    かな?笑

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    これ聴きながら通勤してます。
    バスに揺られながら聴いていると、二度寝しそうになりますから、注意が必要。

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    昨夜は久しぶりの心斎橋だったが、外国人の多さに疲れた。
    20年ほど通っている馴染みのバーでも、外国人のカップルが翻訳機片手に焼酎水割りを飲んでいる。

    そこで流れていた曲がコレ。

    Cアギレラやピンクが歌うカバーを初めて聴いた時、(下品なカバーだなぁ)と思った。

    元々そういう曲なんだけど、ライナーノーツを読みながら聴くより、ラベルの声を一つの楽器として聴くと楽しい。
    特に終わり近くの伸びなんて、ギルモアのチョーキングより伸びていて凄い。

    https://youtu.be/t4LWIP7SAjY?si=1uY_nVWzQloxmOFv

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    クラプトンモデルの1987です。
    18年前に購入したもの。
    大事にし過ぎて最近は履いていません。
    最近は履いて出掛けるより、天気のいい日にベランダでミンクオイルを塗る時間の方が楽しい。

    因みに、クラプトンモデルは3種類あって、こちらはドラッグを断ち切った1987年から名付けられたもの。
    デザインもクラプトンのアイデアをそのまま製品化したモノ。