【LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略】 我々の親の世代は80台くらいが寿命とされているのに対して、今生まれた子供の多くは100歳近くまで生きると予測されている。 そうなった時に今の人生設計の主流である 20代まで学習→60代まで労働→80代まで老後 という、3ステージで人生設計をしてみると、 100歳までの40年の老後は金銭的にも困窮し、働きづめでおろそかにされた人間関係的にも貧しい生活を送ることが予想される。 その現実に直面した時、新たな人生設計として3ステージでは定義できない様々なステージがあるのではないかと筆者は述べている。 そのステージを自分で考え、選択する上でカギとなるのは"有形の資産"と"無形の資産"をコントロールして行くのかである。 ここで挙げられてるのは 「生産性資産(知識など)」 「活力資産(健康や友人関係など)」「変身資産(人的ネットワークの多様性など)」 「有形の資産(お金や不動産など)」 この4つである。 これらを伸ばし、維持するために考えるべきことがこの本には記されていた。 【感想】 最近、ネットで読んだり、大介さんの勉強会で聞いたことがここには集約されていた。 つまり、この人だけの意見ではなく、ある程度のキャリアを経た人たちはこの認識を持って行動しているということだ。 働き始めても、自分の持つ資産に対して向き合わないといけないし、 それらを定期的に把握して、今の自分の市場における価値を高める術を考えていきたい。 その整理のために本棚に入れて定期的に読み返したいと思えた一冊。 https://www.amazon.co.jp/ＬＩＦＥ-ＳＨＩＦＴ（ライフ・シフト）―１００年時代の人生戦略-リンダ・グラットン-ebook/dp/B01LYGI45Q