スノーのトーク
トーク情報- スノー
スノー 扉座版「二代目はクリスチャン」の3日目マチネと千秋楽を観劇しました。10年前から扉座公演はほぼ観劇していますが、「つか版忠臣蔵」に比肩する傑作でした。
石田ひかりさんの黒ジャージ姿には、つか芝居の熱狂を令和に現出させるという、見城徹さんと横内謙介さんにしかできない、この公演へのリスペクトを感じ、日本刀を高くかざす姿は神林美智子が重なって見えました。岡森諦さんの喜寿を迎えた木村伝兵衛は変わらず知的でダンディだけどお茶目で。義理と人情の漢として、神竜組襲名を見届け終えて最期を迎える。サテライト生の若く熱気あふれるタックルとハカから開幕し、最後まで熱い舞台でした。
1970年代後半の、つかこうへいの最盛期の観劇経験は無いのですが、かつての熱狂に触れられたように感じ、スタンディングオベーションも照れずにできました。
熊田留吉の孫は、昭和の漢、木村伝兵衛を隠居させる事で昭和を終わらせる事を謀るが、心ならずも伝兵衛は昭和を抱いて逝ってしまう。若き警官の敬礼は伝兵衛の生き様に対して。恥ずかしくない生き様に。
次回公演を楽しみに、恥じぬ生き方を日々意識していきたい。 - スノー
スノー 昨日は扉座の本公演を紀伊國屋ホールで観劇しました。神奈川県立厚木高等学校演劇部からスタートした扉座の40周年を記念しての再演。
「ホテルカリフォルニア -私戯曲 県立厚木高校物語-」
熱く愉快なエピソードの数々に劇場が笑いで揺れていました!還暦を迎えた劇団員も詰め襟の制服で。叔母さん(失礼ながら)劇団員はセーラー服で。厚木高等学校の青春を演じていました。
シラケ世代と言われた時代の空気感の中で、青春ドラマとはかけ離れた学生生活をおくる進学校での学園生活。高校は受験のための牢獄。卒業を釈放と感じる生徒たち。
そんな環境の中で、つかこうへいの熱海殺人事件を紀伊國屋ホールで観劇する機会を得て、演劇というもう一つの指針を見つける少年 横内謙介。すべてはここから始まった。
進学校の生徒にとっての目標は、先々にあり高校は通過点に過ぎず。青春の甘い思い出よりストイックに勉強に励み東大や京大を目指し、日本国をささえる人材になる。これも間違いなく青春。高校演劇で全国大会の優秀賞を獲得して浪人した少年横内謙介も間違いなく青春。
生徒たちのさまざまな多様な人生がここから始まった。自身の高校時代を回想して、クラスメイトのその後をほとんど知らずにいる事に気づく。あいつ元気かな。あの子なにやってるんだろう。おそらく知らずにこれからも過ごすのだろうが、厚木高等学校のような、シラケた空気感の中でもひとつふたつ熱くなれた事もあったなぁと思い出す。
同時代に生きた世代はもとより、高校生にも観劇してもらいたいと強く思います。
青春500チケット販売中だとの事ですよ! - スノー
スノー AKB48のなぁちゃんが卒業してもう一週間たちました。幸いに、劇場での卒業公演に参戦できました。なぁちゃん推し2737日。「いつでもどこでも全力疾走」をキャッチフレーズに翔け上がってきました。なぁちゃん推しに送信するメールは毎日必ず7通。体調崩した時以外は、毎日欠かさず送られてきました。握手会、お話し会では、多くのファンを認知していて、私が眼鏡を外していた時も、すぐに気づいて、「あれっ?今日眼鏡は?」と言ってくれるぐらい。研究生の頃から真面目キャラ付けをされてきましたが、確かに、自分に厳しく、すべての仕事において手を抜かない、まさに全力疾走でした。若手で、自己主張できないメンバーに積極的に声をかけていた一面もありました。その姿を見てきた後輩達がたくさんいる事がグループの財産。AKB48はまだまだ上がっていけると確信しています。