「存在する理由　DOCUMENTARY of AKB48」 特典映像　チーム８スペシャルインタビュー （文章化） 03 谷川聖（秋田県代表） Hijiri　Tanikawa Birth 2000/12/26 【Q　AKB48を受けたきっかけ】 私は、もともとモデルさになりたかったんですけど、秋田でオーディションを開催するっていうことが滅多にないから、諦めかけてたんですけど、お母さんが見つけてきてくれて。他の夢を決めようとしてなかったんです。芸能活動と言う大まかな括りだけで。秋田にいたらそんなできることもないだろうしみたいな感じで、現実見ろって感じでお母さんが持ってきてくれて初めて受けたのがチーム８。 【Q　レッスンにはついていけた？】 いちばん最初のレッスンが「会いたかった」で、あの、牧野アンナ先生だったんです。こんな怖い人がいるんだと思って、「私はやばいところに入ってしまった」と思って。どっちかっていうと、前に出て行こって言うタイプじゃないので、自分らしさを出せって言われるのが一番苦手。ダンスとかって表現力でそういうのよくあるじゃないですか、アンナ先生はそういうの求めたりするから、もう、ダメでしたね。 【Q　どうやって乗り越えた？】 ４７人もいたらやっぱり個性を出していかないと、埋もれてしまうというか、みんなとおんなじじゃダメだなあっていうのを途中で気付き始めて。私はチーム８の中の１６人の枠に入れていただいたりとか、初期のうちはテレビとかも出させていただいてたんです。そうして出させていただいてるのに、内気というか、なんであいつが入ってんだとか思われたりするのが嫌だなって思ったから、変わろうと思いました。だから練習とかで、他のメンバーが自分の目の前で見てるのも恥ずかしいんです。できるだけ見ないで欲しい。でも、やっぱり踊ってたら楽しいし、パフォーマンスするのは楽しいので、そこは乗り越えなきゃなって自分に言い聞かせて頑張りました。 【Q　チキンハート？】 もう、チキンどころじゃないガラス、ガラス以下です。ビニール袋？ 【Q　アイドルは競争社会】 私はできれば平和でいたい。自分らしさは出せないし、できれば争いごこともなく平和でいたい人間なんですけど、この世界はそういうのが大きいし。でも、だんだんこうやって３年目を迎えてくるとともに負けたくないっていう気持ちが出てきて。チーム８からゅぃゅぃとか兼任してるメンバーとか出てきて、その差っていうのがどんどん開いていってしまうからそこをちょっとでも縮められるように。 【Q　これまでで一番辛かったこと】 私ずっと初期の選抜に入れていただいてたんですよ１６人の。ずーっと入れていただいて「へなちょこサポート」で初めて選抜落ちをしたんですよ。その時に「あっ」って思いました。その時、横山由依や佐藤七海とか凄い慰めてくれて、その二人は選抜に入ってたんですよ。それで言われるのも嬉しいけど、なんか心が痛いみたいな。でもそうやって気にかけてくれたことは凄いありがたい。でも、私は昔のチームKさんに凄い憧れてて、仲良いけど凄い競い合ってるじゃないですかバチバチしてて。ああいうのが本当にお互いを高め合えて、一番最高のチームだなって思う。