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🦋まっとくん@ずんちゃんず
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#山根涼羽へ 7/27/2018 #読書記録 夜のピクニック 恩田陸 7/27/2018 新潮文庫 ずんちゃんに早く紹介したくて2日で読了しました。 本作は全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高で毎年行われる伝統行事「歩行祭」で高校生が並んで歩くだけの青春小説です。そして読み終わった後、自分の前向きな気持ちに驚いてしまう作品です。 この作品は2005年に全国の書店員が選ぶ第2回本屋大賞を受賞しました。作者の恩田陸さんは2017年にも「蜂蜜と遠雷」で第14回本屋大賞を受賞しています。どちらも「優しさと強さ」に溢れていて、心の底からエネルギーが湧き上がってくる素敵な小説です。 以下、物語の本筋とは全く異なりますが、73ページに書かれている主人公の気持ちを引用します。 「日常生活は、意外に細々としたスケジュールに区切られていて、雑念が入らないようになっている。(中略) そうでないと、己の生活に疑問を感じてしまうし、いったん疑問を感じたら人は前に進めない。だから、時間を細切れにして、さまざまな儀式を詰め込んでおくのだ。そうすれば、常に意識は小刻みに切り替えられて、無駄な思考の入り込む隙間がなくなる。 そういう意味でも、この歩行祭は得がたい機会だと思う。朝から丸一日、少なくとも仮眠を取るまでは、歩き続ける限り思考が一本の川となって自分の中をさらさらと流れていく。(中略)もしこれが修学旅行だったら、やはり普段の生活以上にかっちりとスケジュールが定められて、その場その場の意識の転換を強いられるのだろう。 だったらこっちの方がいいや、(後略)」 この表現を借りるなら、16期は修学旅行を終えて、小刻みな転換がないと前に進めなくなりそうなメンバーには今までどおり雑念の入らないスケジュールが、ずっきーのように充分に力をつけたメンバーには未体験のスケジュールが与えられました。 そして、ずんちゃんには「思考が一本の川となって自分の中をさらさらと流れていく」時間が与えられています。この時間がずんちゃんの将来に実りをもたらすものになるように、僕はいつでも応援しています。

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