現代奇譚異聞録
トーク情報- ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「そしてもう一つ、コレからの事で土方君でないと困る理由がある」
信頼「?コレからのことで、困る⋯⋯?」
??「((コンコン))失礼します」
土浦「あぁ、どうぞ」
??「ありがとうございます、?お、信頼」
信頼「!?何故此処に居るんだ、寿弥」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「実は、六道君が関わってた事件⋯⋯我々は〈M案件〉と言ってるんだけれどもね。彼が別の〈M案件〉で関わった時に六道君の関連に気付いたんだ。甕星君は土方君の隣に座ってくれ」
寿弥「ありがとうございます⋯⋯と言っても、偶然ですよ、本当に。たまたま見た事あるなって思っただけですから」
信頼「⋯⋯それで、この人物とどう関係が⋯⋯」
土浦「土方君には捜査一課からも僅かで構わない。今日から発足する甕星君が所属、管理する《特殊雑務課》と、以前から話を聞いている《捜査秘色課》と連携を取って、《M案件》の協力をお願いしたい。《M案件》については甕星君から聞いた方が早いだろう」
寿弥「まぁ、そうなりますね」
信頼「で、ですか⋯⋯」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「では、〈M案件〉について説明してくれるかな?甕星君」
寿弥「分かりました。〈M案件〉と言うのは《Monster(モンスター)案件》の隠語で、文字通り【人間では無い生き物】が関係する事件全般を指します。コレは、そもそも現代科学でも説明が不可能かつ、真実が明るみになれば世間的に混乱を招く恐れが高い物で⋯⋯今までは一般的にお宮入していました。臭いものに蓋をするのと同じ感じで」
信頼「!⋯⋯あぁ、なるほど。でも、その手の話は噂の捜査秘色課が担当するのでは?」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「耳が痛い話ではあるけれどもね。その秘色課だけでは手が回らない上に、我々が把握している数よりも実際は起きてる事がわかったんだ。主に、甕星君の存在によってね」
寿弥「まあ、そもそも同じ人間が〈M案件〉にぶち当たる確率が中々無いのと、【生きて解決するのが難しい】の2点が原因ですね」
信頼「!なるほど⋯⋯確かに二度、その手の事件に私も遭遇した事がありますが、『生きて帰る事で』精一杯だった⋯⋯」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「うん、君も当時は教えなかったけれども〈M案件〉には関わった事があるから、上司としてその手の話に理解があると秘色課の刑事達としても動きやすい。勿論、私もサポートはしてきたつもりではあるけれども大手を振っては難しい」
寿弥「その上、実はもっと被害がありました
⋯⋯となると、捜査する度に《説明が出来ない》死者が出るとかマスコミとか嗅ぎ付けると、先程言った恐れ⋯⋯【世間的に混乱を招く恐れ】が出てしまうので、《都合のイイ警察官》が必要になった。その白羽の矢が立ったのが私、と言うわけだ、土方捜査一課課長殿!」
信頼「⋯⋯(長い付き合いだからわかるが⋯⋯本当に胡散くせぇな、寿弥の奴)」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「((苦笑))と言うわけだ。その時に甕星君を良く知る人物と言う事も含めて⋯⋯土方君、君に捜査一課課長に任命する事が決まった。頼まれてくれるね?」
寿弥「⋯⋯⋯⋯⋯」
信頼「⋯⋯畏まりました。土方信頼、命に変えても、今回の名目と責任を果すべく、日々精進、邁進します」 - ミジンコ(マスター)
ミジンコ(マスター) 土浦「ありがとう、では、記者会見の席は今から3時間後、いつもの夕刻の定例記者会見で発表の予定だ。それまでに、甕星君と話す事があったら話して置くように」
信頼「わかりました。では、失礼します」
寿弥「はい、私も失礼します」 - 聖夜が参加しました
- ステ仲が参加しました