北野日奈子という太陽 何から書けば良いのだろう… 彼女は中元日芽香とリンクする部分が非常に 多い。一生懸命やっても思い通りにならない イバラの道。努力と結果が結びつかない日々。『頑張ってね』『待ってるよ』『気にしない でね』握手会での何気ないファンの優しさが 彼女を追い詰めていく。 特に日奈子の場合、2期生として加入当時に 彼女に付いてしまったイメージが『笑顔と 元気』握手会での『がおー』ポーズが定番と なった。これが後に彼女を苦しめる原因と なっていく。 普通にしていても『どうしたの？』『元気ないじゃん』『大丈夫？』と言われてしまう。常に笑っていなきゃいけない状況に彼女は徐々に壊れていった。 休業に入った時、私は正直『もう帰って来れないだろうな』と思っていた。『病みは深い』 目で見て解るぐらいに彼女は疲弊していた。 乃木坂46が大好きで乃木坂46のチカラになりたくて選抜に入ってファンに恩返しをしたい。 真面目で全力な彼女の性格ではこの先は厳しいだろう…と しかし北野日奈子は帰ってきた。 飛びっきりの笑顔を携えて 今日の『アンダー』や『日常』のパフォーマンスは鬼気迫るものがありました。そしてファンを挑発してくるような悪戯っぽいあの笑顔。 最高のステージパフォーマンスを魅せてくれました。アンコール後も何度も感謝の気持ちを　ステージ上から伝える彼女は本当に太陽のような人でした。 いつも笑顔をありがとう。貴女に出会えて幸せでした。卒業おめでとう。