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宮田愛萌💖
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📚もしかしたら知らない方がいるかもしれないので一応はじめに言っておきますと、私は日向坂46というグループに所属するアイドルです。だからどうしても、この本を読むうえでは現役のアイドルとしての視点も入ってきてしまいました。だからこれはアイドル宮田愛萌としての現時点での感想なのです。私はこの本を読んで、アイドルという存在の曖昧さにくらくらとしました。多分、アイドルと呼ばれる人にとって「アイドルとは」という問いの答えは全員違うと思う。ただの職業、とまではいかないまでも、「仕事」と割り切る人もいるだろうし、「人生である」という人だっているだろう。私はアイドルである以前に、アイドルに幻想を抱くタイプのファンであったので、個人的には「人生」であってほしいと思っていたし、私はアイドルを「人生」だと言えるように日々“アイドル”していた。そんなのは個人の自由であって、アイドルの在り方がどんどん変化してきている現在においては少し古いのかもしれない。なんてことを思いはじめていた私にとって、すごく興味深い本で、色々と考えなければならないなぁという風にも思わせてくれました。第8章にて、『少女☆歌劇レヴュースタァライト 』から観客と「舞台少女」の関係性にて語られていましたが、これがすごく面白かったです。(ちなみに私はこの物語がすごく好きで、推しは純那ちゃん)特に私たちが普段意識している、おひさま(日向坂46のファンの総称)と共にライブをつくり上げるということが、そのまま書かれているように思いました。それに、私たちアイドルはファンの皆さんがいないと存在することができないと私は考えているのです。もし誰も観ていないところで歌ったり踊ったりしてきらめきを放ったところで、受け手(観客)がいなければ、そのきらめきは本当に存在しているのか曖昧なものになってしまうのでは?つまり、誰かにきらめきを受け取ってもらう(観てもらう)ことにより、アイドルという存在は成立するのではないのでしょうか?しかし、私は考えるのです。今誰にも観られずに部屋で1人こうして文字を書き綴る私は、アイドルなのでしょうか?この文章を誰かが読んだときに初めて、その時(今は今なんだけど)の私がアイドルであると証明されるのではないのでしょうか?アイドルについて考えることは、ひどく難しいことだと思います。だからこそ、こうして論じられるのだし、それを読むのが面白いのではないのかな、ということをこの文章の結論にしようと思います。まぁ、とりあえず、アイドルが好きな人は読んでみたら面白いよってことでした。ふふ。ちなみに。第1章で、私のブログが引用されていたのにはびっくりしました。注釈にブログのタイトルが書かれているのを見て、もう少しお洒落なタイトルにすればよかったなと心から後悔しております。ふわふわとしたタイトルの方がブログを読んでもらえるのではないかと考えて付けたタイトルであったけれど、こうして真面目に表記されると恥ずかしいのです。気になって下さった方は是非、ブログをお読みください。「昨日の夜ぷりん買ってあげました」#アイドルについて葛藤しながら考えてみた #青弓社 #まなもの本棚

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