ドールパロ設定 《用語》 ・人形師 単に人形を作れる者ではなく、ドールとしての命を吹き込める者。ドールの所有権は命を吹き込んだ人形師にあるが、野良化したドールを直して所有している人形師もいる。 ・ドール 命ある存在、命を吹き込んだ人形師の元に基本的にいるが、意思があるので逃げ出して野良化することもある。見た目は所有している人形師の好みが出る。 ・技師 自律人形も含むあらゆる機関を作る者の総称、技師から人形師が出る事もあるが、自律人形専門の技師がいるのと同じかそれ以上に飛空挺専門や日用機器専門など、様々な専門分野の技師がいる。 ・自律人形(オートマタ) 見た目はドールと変わらないが、命がないため話す事は出来ず自我もない。蒸気機関を使わない絡繰仕掛けであり、簡単な命令を与えれば休みなく働くため、誰にでも扱いやすく欠かせない労働力。 ・蒸気機関 小さな島国が繁栄し、蒸気帝国と呼ばれる所以になった発明、蒸気によって部屋の灯りや温度調節はもちろん、巨大な飛空挺を動かす動力としても、多岐にわたって活用されている。 ・蒸気帝国 蒸気機関によって飛躍的な発展を遂げた帝国、その初代女帝、ガアテラⅠ世は絶世の美女だか、あらゆる国からの婚姻の申し出を断り、この国の繁栄の為に技師への支援を重視している。 (ここから先は一般人も知らない情報のため、読まなくてもいい。) ・囚人ピグマリオン この国の王位継承者でありながら、技師を夢見て自律人形の製作に没頭し、自律人形に命を吹き込むことに成功した人物。しかし、命を持った自律人形を王室は異質なものとして扱い、秘密裏に壊そうとした、その事を知ったピグマリオンの憎しみのあまり国を呪い、その呪いによって一部の自律人形に広まってしまった。彼は地下牢の奥深くに入れられ、そのまま老いて気の違えた老人として扱われている。 ・マリオネットの呪い ただの自律人形に命が与えられてしまう呪い、実はガアテラⅠ世も命を宿した自律人形こと、ドールであるが、急速に広まる呪いによってドールに命が認められず、傷つけられることを防ぐため、この現象を神の祝福だと広め、意思ある自律人形を作れる技師を人形師、意思を持ってしまった自律人形をドールと呼ぶように法を作った。