凜♪🐨のトーク
トーク情報- 凜♪🐨
凜♪🐨 初現場の思ひ出
盛岡から高速バスで青森駅前に降り立った私は、正気を失っていた。
『いるのか、ここに…SLHが‼️』
そう考えたら、とても冷静ではいられない。
舞い上がる私。
あの日は間違いなく、地面から2センチ浮いていた。
そして早速、駅の出口を間違えて数百メートルほど無駄足を運んだ。
なに、ここまでは想定の範囲内なので、特に問題は無い。(いや、ある)
ナビアプリを使っていて尚、道を間違える方向音痴。バカに付ける薬は無い。
さて、仕切り直して、正規の道順を辿る。青森駅前は賑やかだった(建物が)
なのに、人通りは少ない。
もしかして、そもそもここは青森ではないのだろうか?
そんな不安に駆られて、よせばいいのに、また改札口まで戻って確認する。
大丈夫だ。
ちゃんと青森駅だった。
たがこの、『青い森鉄道』とはなんだろう?
青森ではなくて、青い森という地名なのだろうか?だとしたら、私は今、会場からどのくらい離れた場所にいるのだろうか?
くだらない不安に苛まれる私。
落ち着け自分。
とりあえず、帰りの切符を買っておこう。
せっかく駅まで2度も戻ったのだ。
ここでなんの収穫も得られなかったら、道に迷った甲斐が無い。
みどりの窓口で、ここが確かに青森駅であることを確認すると、私は速やかに帰りの切符を入手した。
さぁさぁ、やって来ました青森市!
遠路はるばる来たからには、是非とも行ってみたい場所がある。
そう。
『のっけ丼』で有名な(有名なのか?)、『魚菜センター』
昼食は、ここと決めていた!
駅近の上、リーズナブルなお値段で新鮮な魚介を楽しめると噂の、お魚天国‼️
初現場への緊張はあるが、腹が減っては戦ができぬ。
いざゆかん、魚菜センター‼️
待ってろよ、青森の海の幸‼️
───こうして。
ナビアプリを頼りに、私はひとり、憧れの魚菜センターに向かったのであった
【続く】 - 凜♪🐨
凜♪🐨 初現場の思ひ出 第2話
青森駅でまさかの迷子劇を演じてから早くも30分が経過していた。
私は、腹ぺこである。
時計の針は、既に13時を回っていた。
早急にランチをとらねばならぬ。
体力回復も勿論だが、モタモタしていたら雨が降りそうだ。物販の時間にも間に合わなくなる。
青森は寒かった。
盛岡より、5℃も気温が低い。
早いところこの空腹を満たさねば、多分、凍え死ぬ。急げ!
こうして、今にも泣き出しそうな曇天の中、私はやや早足で魚菜センターを目指した。
──その数分後。
無事、目的地に到着。
幸いにも駅から近かったため、方向音痴の私でも楽勝で辿り着くことが出来た。
偉いぞ、自分。やればできる子。
昼時を過ぎたせいか、魚菜センターは客足も疎らであった。
まずは入口付近の券売所で、食事券を買う。750円券と、1500円券があり、悩んだ末に750円券を購入。
何を隠そう、私は少食なのである。
新鮮な魚介に目がくらみ、丼を山盛りにして、結局食べ切れず、貴重な海の幸をお残しするなど、もってのほかだ。
少食にも関わらず無謀な大食い企画に挑み、毎回毎回打ちのめされている、どこぞのダンスボーカルグループを見ているので、自分のキャパは弁えている。
チケットを受け取り、白飯🍚を一杯手にして、私はセンター内の店を彷徨い歩いた。
マグロ、ホタテ、エビ、いくら、うに…
キトキトのお魚を前に、腹ぺこの私は理性を失いそうになる。
素晴らしいぞ、青森‼️
いや、魚介については岩手も負けてはいないがな!
心の中でマウントをとる私。
ちなみにマウントとは、心の器の小さいものが、自分を守るために、他人を貶める行為である。
だが、口に出さなければセーフだ。
大丈夫、問題ない。
いくつか店を回り、チケットと引き換えに美味しそうな刺身を調達する私。
だいたい一皿2枚の食券を必要とするのだが、幸いにもお昼のピークが過ぎていたので、お安くしてもらった。嬉しい。
自分で具を選ぶスタイルの海鮮丼は美味かった。もうこれだけで、青森に来た甲斐がある。そして思っていた通り、750円で丁度良い分量であった。
私は、コスパが良いのである。
少食バンザイ🙌
さあ、腹も満たした事だし。
いよいよ乗り込もうではないか、本日の現場に。
意気揚々と、魚菜センターを後にする私。
空からは、ポツポツと冷たい雨が降り始めていた…
─続く─ - 凜♪🐨
凜♪🐨 離婚してから、やっと自分にお金かける事ができるようになった
ずっと子供達と夫、母を優先していたから、服も子供達のお下がりだし、オカズも余り物ばかり食べてた。お風呂も一番最後。上がる前に軽くお掃除してから出るので、冬はちょっと寒かった。
そんな生活を続ける内に、好きな食べ物も好きな服も、メイクもスキンケアも忘れてしまっていた。
いざ離婚してみたら、本当の自分が解らなくなっていた。結婚前は、どんな髪が好きだったのか、どうやってメイクしていたのか、全く思い出せなかった。いつも、ファンデつけるだけで終わらせていたから。
お金も時間も余裕も自分も無かった。
今、離婚して、少しずつ自分を取り戻せている。
妻には、結婚してからも綺麗でいて欲しい等とほざく世の夫ども。お前らが、妻からその時間を奪っていないか振り返ってみろ
家事も育児も女だけの仕事ではないんだ