ログイン
藤咲のトーク
トーク情報
  • トークが開始されました
  • もちた
    七色息子七色息子

    テーマカラー 彼女たちのそれは 淡い紫 そして 白。不可侵な領域の中、統一された絶対的な群青が、淡く白へ広がった。

    「悲しみの忘れ方」それは、アイドルになる前は<青>
    無味な原色だった彼女たちが、時を経て、解き放たれた<白>の世界に順応していくドキュメント。

    せき止められていた青い時間が、様々な理由から決壊し、彼女たちは厳しい世界の真っ白なキャンバスへと溢れた。

    彼女たちは美しい。
    生駒ちゃんの 清廉な でもまだ あどけない美しさ。
    まいやんの 親しみやすくて でもまだ ほのかに高貴な香り漂う美しさ。
    ななみんの 無頼なようでいて でもまだ 茫然と現実に寄り添っている朧げな美しさ。
    七瀬の 涙目に潤む雫 今にも流れ消えてしまいそうな美しさ。
    いくちゃんの 明朗快活で 潔いほどまでにカラッとした美しさ。
    れいかの 鋭く的を射るような たまに隣の的も射っちゃうような美しさ。
    かずみんの みんなを包んでくれるお人好しなまでに温かい美しさ。
    まっつんの 木漏れ日見える日陰の中で必死に弾けようとしているそこか淋しげな美しさ。
    真夏の 先を見据えた秋風のようにフワっとした美しさ。
    若月の この世界に釈然としていないシャギーで頑固な美しさ。
    彼女たちの美しさは、どこか欠けているから。不完全だから美しい。

    この作品は、感覚的に彼女たちの<青>が基調になっている。
    生駒ちゃんの地元への帰郷シーン。青だった頃の、その名残を映している。
    まいやんの回想、ななみんの独白、七瀬の本音、いくちゃんの葛藤、まっつんの後悔、みんな当時の青を語る。
    そして、劇中で語られるお母さんたちの言葉は、それこそ青の視点だ。

    悲しみ。薄れることによって、忘れることによって、洗い流すことによって、彼女たちは、清廉な大人になる。
    それでも、それが原色、彼女たちの原点。いつか思い出すよ。その青が愛しく感じる母になるまで。

    だけど今は、彼女たちは、一生懸命に無心で輝いている、輝こうとしている。だから邪魔はしたくない。
    ふと気づく。明るさもまた、彼女たちを、より淡く切なく見せ、被写体を揺らめかせているんだと。

    そんな不思議な世界の中で、彼女たちは、いまだかつて誰も見たことのないような、美しい女性になっていくんだろうなぁ、って、ラストシーン、そこに映った一人の少女の笑顔を見て、そう思った。良い映画でした。綺麗だったなぁ(^^)

  • もちた
    七色息子七色息子

    最初の1年の思い出が深い。

    きっかけはテレビ番組。「乃木坂って、どこ?」が放送開始になる前、その時間帯にやっていた前番組が映画の情報番組だった。日曜日の夜は、あの時間にテレビを見るのが日課になっていたから、そんな理由で「乃木どこ」をなんとなく惰性で見始めたのが最初。だけど気づけば、日曜日の夜がまた毎週楽しみになっていた。基本的に現場に行かなきゃ気が済まない、思い立ったらなんとやらな性格なので、握手会のために幕張メッセへ行き、歌番組の番組観覧にも当選し赤坂に行き、プリンシパルも渋谷に観に行った。

    若月が好き。彼女の目ヂカラに惹き込まれた。彼女のそれは最初からアイドルを飛び越えた表現者特有の冷静な瞳だった。ミステリアスで精悍な顔つきに一目惚れした。
    ろってぃ が好き。彼女の歌、ダンス、実力者であるがゆえの、ここじゃない不一致な存在が目に留まった。彼女の、どうしようもできないだろう苦悩が一番心を胸打った。彼女の歌声に一人で感動していた。
    七瀬が好き。「乃木どこ」のある回で、彼女が泣きながら鳩の話をした回、あの衝撃。腹抱えて笑った。あの時に、七瀬を好きになった。どんだけ不思議な子なんだ、底がまったく見えない、想像すらできない、彼女への興味が尽きなかった。
    かずみん が好き。こんなに良い奴いるんだなぁって、正直、心から、彼女の思い遣りに感動した。自己犠牲が必ずしも評価されるわけではない、お人好しと揶揄されることの方が多いかもしれない、でも、そんなの関係なく、ありのままの彼女を好きになった。

    そして、なにより、ゆみ姉が好きだった。一見すると姉御肌なようで、しっかり者のお姉さん?みたいな感じなんだけど、じっくり見ると全然違う、何か欠落しているような(笑)そんなざっくばらんで飾らない彼女が大好きだった。

    あれから三年。ビックリするほど、時間が流れるのは早い。

    その間に、彼女たちは、酸いも甘いも虚しさも苦しさも行き場のない悔しさも経験し、大人になっていた。ひたすら前進してきたんだろうなぁ。昨日の涙の意味は、彼女たちと、ファンの方達にしか分からないだろうなぁ。すごいなぁ。純粋にそう思った。

    今の乃木坂46を語ることはできないけれど、昔の彼女たちとの思い出はたくさん。だから、今が、本当に嬉しい!!本当に本当に紅白出場おめでとうございます!!

    陰ながら これからも応援させてください(^^)

  • もちた
    七色息子七色息子

    今回のドキュメンタリー映画。お母さんたちの素直な言葉が、凄く凄く心に響いた。響き過ぎて、居た堪れなくなった。新しい試み、そのチャレンジ、すごく素敵。この映画、乃木坂46と同世代の子たちの目にはどう映るんだろう。同じ世代の子を持つお母さんたちはどう感じるんだろう。こういう時、今、自分が中途半端な年齢でいることに、物凄く歯痒さ感じる。自分の感想は、この事実を、一つの作品として捉えることしかできないから。心許ない感想かもしれないけれど、この作品に、彼女たちの頑張りに、私も勇気をもらいました。素敵な映画をありがとうございました!!

  • もちた
    秋元康秋元康
    ✅コロ助◣@下り坂
    神宮で聴いた、見た、ハルジオンはエコパでのハルジオンとは別の意味を持っていた。ハルジオンの歌詞は、誰が読んでも深川麻衣へ贈る言葉。送辞。誰よりも深川麻衣を慕った川後陽菜が歌う。ファンが一体になってハルジオンの花を作る。 それは、本人の不在によって完成される、最高のストーリー。 そんな事を感じました。 臭いですけど、こんな事を考えた乃木坂ファンがいたって事をお伝えしたく。長文失礼しました

    ね。