此処はピーターパンのいるワンダーランド｡ ウェンディーは別の世界から来た妖精ティンカーベルと､疾風の様に飛び回るピーターパンに連れて来られた｡ ワンダーランドは､悪者のフック船長に恐怖で支配されていた｡ だけどピーターパンは短剣１つで､フック船長に立ち向かっている｡ ウェンディーは､そんなピーターパンを誇りに思っていた｡ ある日昼食をウェンディーが作ろうとしたら､ピーターパンが『ウェンディー､お客さんに料理は作らせないよ｡ティンカー宜しくね』 ティンカーベル『そうよ､お客さんは椅子に座っていてね』 そうなのである､ウェンディーの世界とワンダーランドでは味付けが全く異なっておりました｡ とどのつまりウェンディーの作る料理は猫またぎだったのだ｡ 大人になったら来られないワンダーランドに黄昏時が訪れた｡ ウェンディー『今日も沢山遊んだね､今日はもう帰ろうかな』 ピーターパンは､少し寂しそうにしていたが､宙をくるくる回り｡ ピーターパン『ウェンディー送って行くよ､ほらティンカーも一緒に』 ティンカーベル『それじゃー行くよー！！』 手に持ったベルを鳴らした､ …とその時ウェンディーは目を覚ました｡ 周りはいつもの自分のベッドに､見慣れた景色があった｡