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トーク情報- kaaki67
kaaki67 VIVALAロック
という亀田誠治さん主催の
音楽イベントがあります。2018年にアンセムズという特別なバンドを組んで大トリで亀田さんを代表するような曲をやろうと言う事になって
椎名林檎のプロデューサーだから
「本能」をやる事になったんですけど、ボーカルがなかなか決まらなかった。
そんな時メンバーの津野米咲(バンド/赤い公園)さんから
「本能を歌えるのはアイナ・ジ・エンドしかいないよ。」と言われたんですが、他のメンバーは誰一人知らなかった。実際にアイナを呼んで歌わせてみたら、津野さんの言うとおりバッチリハマった。この事がきっかけでアイナがソロで初めて出したシングル「きえないで」を亀田誠治さんにプロデュースしてもらえる事になりました。初めての作詞・作曲に戸惑うアイナに津野米咲さんは「こんなフレーズあるよ」「この部分はこんな風に歌うといいよ」
とか親切に教えてくれた。当時、芸能界にほとんど知り合いがいなかったアイナにとってはお姉さん的な存在だったと思います。2020年コロナが全世界的に蔓延しエンターテイメント業界を直撃。ライブ活動の中止を余儀なくされます。そんな中、10月18日津野米咲自宅で亡くなりました。事件性が無い事から、自ら命を絶ったようです。
SMAPに楽曲「J O Y」を提供する程の才能豊かだった津野米咲さん。(享年29歳)
翌2021年VIVALAロックにて
津野米咲さん追悼の為に
歌われたのが
赤い公園の代表曲
「Canvas」です。
ギター/加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)
ベース/亀田誠治(東京事変)
ドラム/ピエール中野(凛として時雨)
キーボード/伊澤一葉
想いを込めた演奏が完璧すぎるし、
アイナの魂の熱唱。よく最後まで、泣かずに歌いきれたなと感心しました。映像の途中でカットインされるのが津野米咲さんです。
アイナが自分のライブの最後で「きえないで」を歌い「みんな、生きてまた会おうね」って言うのは、そんな意味が込められているんです。
映像を添付しますので、是非ご覧下さい。