よしよしよしよし2016年11月21日 20:28こんにちは(*^_^*) ボジョレーの時期ですね〜 もう飲まれた方も多いのではないでしょうか? ボジョレーのワインは、ガメイと言われるブドウから作られます。 ベリーのような香りとフレッシュさが心地よいワインです。 早飲みするために、普通のワインとは、製法が異なります。9月に収穫したものが、わずか2ヶ月で飲めるのですから。。。 ブドウを破砕せずに、そのまま房ごと、発酵タンクに入れて発酵させる方法を取ります。これをマセラシオンカルボニック法といいます。 通常の赤ワインの製法では、葡萄を破砕し、果汁に果皮や種子を一緒に接触させた状態で醗酵させますが、この方法だと果皮や種子に含まれる色素やタンニンが果汁に抽出されながら醗酵が進むので、渋く感じるタンニンが果汁に含まれてしまいます。 そこで、赤ワインの新酒として爽やかな味わいを楽しみたいので、カルボニックマセラシオン法が考案されました。この方法では、房をまるごと醗酵タンクの中に入れて密閉することにより、自らの重みで下の方の葡萄が潰れて自然に醗酵が始まり、 この時に出る二酸化炭素が醗酵タンク内に充満していきます。 無酸素に近い状態になり、この二酸化炭素で攪拌されて、果粒中で酵素によるアルコール生成され、酸味が柔らかくなり、甘くフルーティな香りが生まれ作られるのです(*^_^*)