のりこのトークのりこのトーク2020年09月29日 02:00時代小説を初めて読む。 ばんば憑きの短編「お文の影」を読んだ。 読み始めはおでこの存在に笑えて気が緩みだんだん話が真剣になってくる。不幸の中にも幸がある、と幼子が遺していった影だったのかもしれない。
のりこのトークのりこのトーク3年前『松蔭から高杉晋作はの獄中からの手紙』死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。(死んで朽ち果てない自信があれば死んでもよろしい。生きていることが大きな仕事につながるのならば、どんな時でも生き続けなさい。)
のりこのトークのりこのトーク3年前『松蔭の遺書』私は三十歳。四季はすでに備わっており、花を咲かせ実をつけているはずである。それは単なるもみがらなのか、成熟した栗の実であるのかは私の知るところではない。もし、同志の諸君の中に私のささやかな真心を憐れみ、受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種が絶えずに穀物が年々実っていくのと同じである。