「天才･平手友梨奈」 「天才」かどうかはわからない。 でもあえて最初からそう呼んでいる。 彼女の持つマイノリティ。 他のメンバーや歴代の方々とは明らかに違うエネルギー。 ゾーンに入った時の彼女は神々しさすら感じる。 15歳の少女があのポジションを受け止めるのは並大抵の事ではないはず。ストイックな努力はもちろんだとは思うが、プレッシャーすら味方に前を向ける彼女のメンタリティは本当に美しい。 若さ故の「勢い」もあるであろう。 しかし発言や立ち振る舞いは本当に考えているのが伝わる。 スタッフに強力なブレインがいるのかもしれないが「彼女のスタイル」は「模範解答」ともいえる完璧。 ステージを離れれば15歳の普通の少女の一面も魅せる。このギャップも人気の理由ではないだろうか。 圧倒的存在感とパフォーマンス。 「経験」の観点からいえばまだまだ粗削りなのだろう。 しかしそれを有り余る「才能」と「センス」、一部の人しか持ち得ない「嗅覚」で「天才･平手友梨奈」が存在する気がする。 他の魅力あるメンバーがたくさんいる中で前田敦子のような「絶対的存在」に既になっている。AKBグループが築き上げてきた歴史背景はあるが、「絶対的存在」になるスピードは前田敦子とは比較にならないくらい速いスピードの時代に生きている。 「彼女がそこに立つだけで…」 この言葉の先には称賛の言葉しか当てはまらない。