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    しんのすけ

    光と影
    2025/02/21


    なるべく飾らない言葉で綴りたい。
    ここが最後のパンチラインなのだから。


    2016年から現場ヲタを始め、その時から開設した755。最後もここが相応しいというか、何だか唯一の言葉を吐ける場所。

    沢山の場所で会い、思いや感動をともにできた場所でもあったから。本当にありがとうございました。

    当時はキャップのオタクをしてて、めるたしのオタクをして、もうオタクはしないと決めて。そのほんのちょっと前に不意な出会いがあって。少しコンティニューコインを投げた先に交差点があって。


    彩ってくれた日々を贈ってくれた方に感謝しています。


    「しんのすけくんって人生を賭けたボケをしてるよね」
    博士の先輩とそんな言葉を交わして笑いあってました。黄昏れていたい時間はあっという間で。輝いていたはずの時間はいつか茜色の思い出に変わっているの。それって時には残酷で。それでいて代えがたい道標でもあって。


    思えば大学生活は負けっぱなしだと思うんです。勿論その分だけ旗を小さくも建ててきたとも思ってるんだけど。そして何よりそのことが悔しくて。


    いつか誰かが言った光と影。
    夢は相対的だと言っていた彼女にとって人生はつりあいを取る毎日で。それは人生を絶対的に生きてきた私との差分で。

    ここまで殆どの分岐点で夢を叶えてきた私にとってこの3年ほどは毎日何かに打ちひしがれるばかりの毎日で。


    ⸺どこか縋っていたい
    ⸺手の届くはずのない何かに手をかけたい


    そんな思いの中でダイブした天の川。そこは暗い夜空の中で何もなかった。

    生きることに意味を感じなくとも残された側への光は生きる意味になり得ると語ってくれた彼女。

    照り輝く世界とは言え、沢山の多くの憂いも見てきたはずで。
    光の代償で生まれた私はその影で。

    最後への旅は美しいものに包まれていてほしい。今見せられる最大限の愛。



    けどそれってある意味矮小化してるようにも思うんですよね。でも別の角度から言うと、言葉を交わした時間は自分の脳裏の彼方で輝いているはずで。それってある意味光なんだろうな。

    そんなことを思いながら。1047円分以上の何かをくれた彼女。

    辞めたくて死にたくて憂鬱な日にあった交差点で出会ってくれた人。
    あなたにであった瞬間の僕はどんな顔をしてたんだろう。見てられないね。




    ⸺お元気で。
    サヨナラさえも言えなかった、言う権利すらなかった時に不意に出た言葉。

    ハイタッチの代わりにグータッチしてるけど、その時だけは手の甲から温もりが伝わった。


    そんな暖かい人、どうか健やかで。


    ここで全ておしまい。
    もう賽は投げられているのだ。