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マクドナルドへ行った。 「チキンマックナゲット15ピース入りが今なら390円!」という謳い文句。 かなり前に、同じキャンペーンをしていた時に、お得感に駆られて買い求め、8ピースくらいで堪能してしまい、二桁食べた頃には満腹、若さって憎らしい、などと思ったことを顧みて、今回は自重した。 見城さんに倣って散髪屋へと車を走らせたのだが、生憎の定休日を食らった。 蒸し暑い今日だったし、徒労を癒そうとマックシェイクを買うために行ったのだ。 テスト期間だろうか、正午過ぎなのに、聞こえる会話から高校生とわかる二人組が、レジ前で私の前に並んだ。 アースカラーというのだろう、淡い色の上下の服装。そのうちの一人のボトムが、真っ白なズボン(世代)だった。 HNのわりに、私は白い服を、ワイシャツくらいしか持っていない。 淡い色やパステルカラーなどの服も無い。 グレーとか、ギリギリ生成りくらいだ。 オフホワイトも皆無。 若い頃から色白で、白が似合わないと思い込んでいて、今もそれを引きずっているのだろう。 さておき、件の高校生たちの服装。 イマドキだからか、すべすべの生地で、座り皺とか、背中とか関節付近に、妙に入ってしまった皺とか、一切見当たらない。 つるんと、するんとしている。 背中に皺が入っていたら、「どこかでずっと座っていたのか」「二人でこんこんと無駄話しをしていたのか」一人だけなら「長いこと相手を待っていたのか」とか、いろんな想像が楽しかったものだが、イマドキの滑らかな生地は、それを許してはくれない。 少し淋しい。 マックシェイクのストロベリー味だけでは、癒されなかった。 受け取りのカウンターで、白ズボンの彼と時間が重なり、振り向く方向がかち合ってしまった時に、「すみません」という言葉ともに、素早く躱す身のこなしに、「若さに負けてる」と思った蒸し暑い午後。 白いズボン、カッコいいんです。 ( 。・_・。 ) 🥤

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眠〝いれぶん〟です。
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