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野田誠司

僕が初めて文章でお金を頂いたのはアルクという英語教材関係の出版社の「FENガイド」という雑誌でした。FENとは現AFNで米駐留軍の放送です。それを聴いて英語の勉強をしましょうという雑誌です。当時FENの日曜日の朝のFENの放送は、ゴスペル、クリスチャン・ミュージックを流していました。それの大まかな内容について書いて欲しいということで3ページ程書いたと思います。それを最初に有料、無料の仕事が入るようになった次第です。自分から書かせてくださいと言ったことは一度もなかった。書いたまま執筆料をくださらない仕事もありました。僕もお払いできない仕事をしてしまったと思います。音楽業界は割と口約束で進んでしまうことが多くなんだかんだフィフティ・フィフティの関係なのかもしれません。あまりいいことじゃありませんが。たまーにどうすればライターになれますか?という質問をうけることがありました。通常は何処かの出版社の編集者を経てということが多いようです。僕は、自分のまぐまぐで発行のメルマガがスタートでした。無償で書く努力があとから仕事へつながったという感じでした。

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