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見城徹

全てのメディアの三島由紀夫特集は即刻、中止して欲しい。没後50年だからと言って的外れな三島由紀夫特集やシンポジウムは単に自分たちの自己満足に過ぎない。三島由紀夫の一体何に迫っていると言うのか?三島由紀夫は明確に日本国憲法の改正を訴えて自決したのだ。既に生きているのも死んでいるのも同じだった三島由紀夫はそれを死ぬための大義名分としたのである。三島由紀夫の神聖喜劇は戦後日本を骨抜きにした日本国憲法を許せないとして幕を閉じた。だから、若者たちに何かを託したとしたら、憲法改正以外にない。それは表面上の理由だが、三島由紀夫はそれを理由にして良し、と考えたのである。であるからして議論すべきは憲法改正についてである。三島由紀夫が命と引き換えにした日本国憲法の欺瞞。三島由紀夫没後50年。その議論を深めないで何を語ろうと言うのか?

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    吉田真悟吉田真悟
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    「独りであること」、「未熟であること」、そして「不純であること」、これが私の六十五歳の原点です。

    GWに45年も前の自分探しに盛岡を彷徨って来ましたが、答えは茨城の自宅の本棚にありました。
    街の風景や食べ物は移ろうものの、本を読んで受けた当時の衝撃は忘れずに記憶されております。

    引越す度に捨てろと言われても出来なかった。その理由は35年も後になってから解ったのです。かのカリスマ編集者の匂いがぷんぷんと香ばしくて愛しくて、きっと導かれていたのですよ。🥸

    大藪春彦『汚れた英雄』、
    森村誠一『人間の証明』、
    高木彬光『白昼の死角』、
    矢沢永吉『成りあがり』、
    松任谷由美『ルージュの伝言』、片岡義男やつかこうへいの角川文庫たち。

    後に石原慎太郎、村上龍、坂本龍一、中上健二の本が加わりますが、ここに並べる本を探すために旅を続けている。そんな感じです。

    〈不純とは〉
    1. 純粋でない様子。混じりもの、混じりけがあること。
    2. 純真でない様子。邪心を抱いていること。交際において肉欲を優先させること。

    触媒となり周りと化学反応を起こす存在として、世に対して常に不純で居たいですね。

  • 見城徹
    てんあつてんあつ

    映画【今日も明日も負け犬】の原作を書き、作家デビューも果たした小田実里さんの高校の先輩でもある作家 岡崎琢磨さんも幻冬舎から1冊刊行され、あとがきと解説も書かれていらっしゃるのですね⁉️ご縁がありますね。