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見城徹

↑ とにかく収録したのが8月21日だったからもう2週間以上前である。4回に分けて配信したが、状況の推移は大体、言った通りになっていると思う。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    見城徹見城徹

    ⬆︎ 就職2年目、24歳の時、大学の同学年、同学部の女性と中野サンプラザで挙式した。新婚旅行はグアム。文京区東五軒町に新居を構えた。翌年には渋谷区初台にマンションを購入。しかし、27歳で離婚。僕は全財産を失った。その後彼女とは一度も会わず、風の噂で新潟の燕市に嫁いだことを知った。僕が幻冬舎を創立して5年後、20年ほど前に彼女の夫を名乗る人からの突然の電話で彼女が1年前に亡くなったことを知った。何故1年も経ってからわざわざ僕に知らせて来たのか?それには彼ののっぴきならない事情があった。上京して来た彼と二度面会した。その彼の都合のいい願いを僕は断った。信じられない不思議な出来事だった。人生は野菜スープ。

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    高校3年の3月。中学時代から好きだった女性と恋が成就した。彼女を初めて小糸製作所静岡工場の社宅にあったマッチ箱のような自宅に招いたあの日。貧しくてささやかだったけど、あの時のトキメキの時間を僕は今でも正確に覚えている。67歳。僕は何を失い、何を得たのだろうか?

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    あの日、あの時。高校卒業から大学進学のために上京するまでの2週間。映画、遊園地、三保の松原、ハイキング、ラーメン屋、喫茶店ーー。僕らは[ローマの休日]のグレゴリー・ペックとオードリー・ヘップバーンより輝いていた。

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  • 見城徹
    見城徹見城徹

    狐ヶ崎ヤングランドの小山の麓に座って初めて抱き合った。唇と唇が重なった。初めての口吻。あんなに甘美な瞬間はなかった。

  • 見城徹
    見城徹見城徹

    東海道線の清水駅から横浜駅経由で東横線に乗り換えて日吉まで行く。大学のある横浜市港北区日吉の下宿に出発するその日、清水駅のプラットホームに彼女が飛び込んで来た。汽車が到着するまでに15分ほどあった。手を握り合いながら汽車を待った。彼女の髪の甘やかな香りが胸を撃った。このまま改札口に戻って清水に残りたい。切実にそう思った。僕の乗り込んだ汽車を追って制服姿の彼女がプラットホームを走る。僕は窓から身を乗り出しながら、千切れるように手を振った。
    もう二度とあの日のきらめきをこの腕に取り戻せない。

  • 見城徹
    てんあつてんあつ

    今朝は2018年3月と4月の、見城さんの過去トークからのリトークです。

    "時はいつの日にも 親切な友達
    過ぎてゆくきのうを 物語にかえる"
    (松任谷由実:12月の雨より抜粋引用)

    見城さんの過去トークを読みながら思い出した歌です。
    時間は残酷でもあり、素敵な魔法でもあるなあ!?とつくづく思う朝でした。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    20歳くらいで大阪へ修行に行き、22歳くらいで北海道に帰った。

    大阪で初めて結婚して、あっという間に離婚した。籍を入れてからまさか半月でのスピード離婚だった。
    北海道に帰り、22歳頃から2回目の結婚をする24歳頃までの約2年間が人生で最も闇に堕ちていた時期だ。

    僕はもともと地元で有名な鮨屋にいたので小樽で顔が効いた。大阪から小樽へ帰ってきたものの鮨屋同士で横の繋がりが強い街なのですぐに鮨屋に面接に行くのは気が引けた。
    鮨と活魚を扱う海鮮料理屋にひとまず身を置いた。
    この時期は飲みに行くと必ず血が流れた。
    そんな生き方をしていると色々な事件が起こる。この時期は本当の意味で狂ってた。
    忘れたいほどの闇時代。
    そこから抜け出せたのは子供が出来たからだ。それでちゃんとした鮨屋に戻る決意をした。そうでなければそのまま腐って死んでいた。

    その闇の2年間に僕が何をやらかしたかは、また詳しくお話し出来たら良いなと思っています。
    ちなみに僕はバツ2で女将とは3回目の結婚です。完全なる結婚不適合者です。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    よく考えると大阪へ修行に行く前はもっと頭がおかしかった。20歳くらいの時、飲み屋で3人の不良と揉めてリンチされボロ雑巾の様にされた。その報復をするため霞んだ視界で血だらけでぼろぼろになった身体を引きずりながら、刃渡り30センチの牛刀を剥き出しでぶら下げ、まるで亡霊の様に飲み屋街を彷徨った。その異様な雰囲気にすれ違う人達は呆然と僕を見るだけだ。

    そしてその3人を見つけた。

    本当にあと一歩で終わってた。
    あと一歩のところで、たまたま僕を見つけた知り合いに後ろからはがいじめにされたおかげで包丁を落とし、その騒ぎで相手に見つかり、2度と立てなくなるくらい再度きっちりボロボロにされた。
    人間の顔とは思えないくらい自分の顔は変形した。自分の血肉が潰れるグチャっとした音が何度も何度も頭の中に響くだけだった。

    その時に、もし包丁で人を傷つけていたら僕の人生はそこで終了していたのです。
    止めてくれたその方に今でもずっと感謝しています。
    愛する人や守るものが無い時期のまだ若い僕は、ぶっ壊れて歯止めの効かないただの狂人でした。

  • 見城徹
    見城徹

    ↑ いずれ三上の人生を本にしてもらうつもりです。絶対に凄い本になるでしょう。