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りき

ゲーテの色彩論をみると、最終編には色彩の感覚的精神的用と題して、色の感情的効果、色の組み合わせの全体性と調和、色彩の美的作用、色のアレゴリー的、抽象的、精神的作用に及び、感性を中心として空間、悟性、理性の全体図式が展開しています。 これはおよそ色彩の心理学で議論される全てのことであるので、それ故に私は「色彩の心理学はゲーテに始まりゲーテに終わる」ということを思うのです。

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