Noriyasu Arikataのトーク
トーク情報RAI 山本太郎山本太郎 経営者やリーダーの発信がなぜ大事か、ということの一つに、「より概念的・抽象的な思考や価値観を組織に伝えるため」というのがあると思う。
ようは、売上いくら目指すぞ!とか、期限はいついつまで死守!とかは日々、担当の持ち場で話してるわけで、指示や判断だって大量にしてる。
それでも、時に現場からは「上層部が何を考えてるか分からない」みたいな話しが出る。
それはもっと大きな概念や価値観で、市場をこう見てるよ、とか、うちの組織をもっとこうしていきたいんだよね、という話しが足りないからかもしれない。
これを実践するには、日々のルーティンとは別の機会が必要で、例えば、ブログや755や社内向けのコラムでも良いし、週報や月報をMLに流しても良い。
あと、メンバーと飲みに行った時とかやっぱ深い話しがしやすいけど、その場にいる人しか伝えられないから(笑)その時の話しをまとめ直すでも良いし、もっともっと発信していけるといいと思う。RAI 藤田晋bot藤田晋bot 仕事を始めたばかりの20代のころは、
「私にやらせてください!」
「全責任をもって必ずやり遂げます!」
などと、鼻息荒く、ある意味勢い任せで
言えた人でも、
実際に大きな責任や、重圧を背負って
みると、それは自分の想像をはるかに
超えるものです。
また、痛い目にあったりして
現実の厳しさを思い知ると、
今度は迂闊なことが言えなくなります。
そうして、年齢を重ねるに従って、
若い頃の上記のような言葉は出なくなり、
慎重を期して熟考したり、
苦い思い出に躊躇しているうちに、
気が付くと、責任を避けたがるように
なっていくのです。
そんなパターンの人が意外なほど
多いのですが、
これはとても勿体ないことだと思います。
しかも、賢くなった人ほど、 責任を負うことを避ける傾向が出てくる ように私は感じているのですが、
本当にそれは賢いのでしょうか?
今朝、twitterの自分のBOTから
流れてきた言葉、
「責任を負うことを避けたがる人をリーダーに据えてはいけない」 当たり前のことを言っているようですが、
頭が良くても、仕事が優秀でも、
人望がある人でさえも、
責任を負うことを避けようとする人に
リーダーを任せることはできません。
それは組織に属した経験のある人なら
誰でも理解できると思います。
逆に、会社組織において、
責任を負う覚悟がある人は、
それだけでもかなり見どころがあります。
冗談で「トラブル処理がうまいから
出世したんだよ」と言われる役員も
いるのですが、
何が起きても最後は自分が全責任を
負う覚悟がある人には、
大事な役割を任せられるのです。
人は大きな役割を任されて、
責任と重圧を背負い、難しい試行錯誤
を繰り返す中で成長していきます。
本当に賢くなった人が、
尚も自分を大きく成長させる方法は、
冒頭の20代と同様に、
最初に責任を負う覚悟を決めること
だと私は思います。RAI 藤田晋bot藤田晋bot 今回は、女性が職場で輝けるのは
「出世」に縛られないから。
というテーマで書きました。
当社の女性社員は輝いているとよく
外部の人にお褒めいただきますが、
彼女たちは、出世して輝いていると
いうより現場で活躍しているように
見えます。
男性と比べると出世を強く意識している
ようにはみえず、それがむしろ良い方向に
作用しているのではないかという
仮説を立ててみました。
社内会議などで見られる風景ですが、
一応社内で最高権力者ともいえる
社長の私に叱られた時、男性社員だと
「おれもう終わった・・orz」みたいに
落ち込む人がいます。
それと比べると、女性社員は上司に
何か言われても負けん気を出してくるか、
悔しがっても動じない人が多いです。
このような現象は、男性のほうが
良くも悪くも「出世」を意識している
からではないかと思います。
出世は向上心という意味では
もちろん良いことですが、
クリエイティブな組織においては
一方で弊害もあります。
出世を意識するようになると、
上司や会社に合わせるようになり、
個人の柔軟な発想や創造性、芸術性
といったものは失われがち
な傾向になるからです。
現在は一般企業においても
組織力で勝負する時代から、
現場の創造性で勝負する時代に
変わってきています。
当社のようなメディアやコンテンツを
展開する会社なら現場の創造性が
重要なのは言うまでもありません。
出世を望まなくても、現場で活躍し、
評価される体制を築いていくことが、
とても大事なことだと思います。