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藪 医師(中山祐次郎)

幻冬舎で初めての本を出させていただいて8年。泣くな研修医シリーズはこの4月に5冊目の発刊になります。 麻布十番のレストランで「見城さん、小説を書きたいです」とお伝えしたところ、少し戸惑いの表情をされましたがすぐに「やってみろ」と言って下さったあの日のことを、まるで昨日のように思い出します。それから担当編集者が私の一冊目の担当だった幻冬舎小木田(こぎた)さんに決まり、数多の猛烈なダメ出し。話がつまらない、キャラに魅力がない、文学的表現ごっこをしているようだ、と言われたときは深く傷つき、あの頃は「なんて酷いことを言うのだ」と思っていました。 小木田さんは私の拙い小説を見城さんにも決してお見せしなかったと聞きました。今思えば、見城さんに「ああ、藪は小説は書けないな」と思われることを回避してくれていたようにも思います。 2年のあいだ、ほぼ全ての余暇時間を使って何度も小説を書きました。夏や冬には温泉旅館に一週間泊まり込み、外出せずずっと書き続けてました。 やっとこさ小木田さんのお眼鏡にかない、出来た小説が「泣くな研修医」でした。 あの2年という時間は、本当に苦しかったし自分に何度も絶望しましたが、同時にぞくぞくするような興奮のさなかに私はいたのです。 今でも見城さんの幻冬舎から小説を出させていただいていることに、深い幸せを感じています。

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トーク情報
  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    医者になって丸17年が経ちました。この17年で最も苦しい局面を迎えています。辞めるのは簡単。逃げるのも簡単。本質はなにか、考えに考え抜き、正面突破する。
    とここに書くことで、なんとか自分を鼓舞します。お目汚しすみません。

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    森貴代江森貴代江
    投稿画像

    見城さん、そしてお越しくださった皆様。

    キューバ・サンド・ナイトにお越しくださりありがとうございました!

    思い返すと約1ヶ月前に見城さんがシェフという私の大好きな映画をご覧になったという投稿から全てが始まりました。
    見城さんと共通の話題が出来たことが嬉しくてリトークし、自分たちのYouTubeの話を書きました。
    するとあれよあれよという間に、今回開催された夢のような会を企画していただく事になりました。

    見城さんに喜んでいただくにはどうしたらいいか。。。毎日毎日藤井と2人で映画を観ながら話し合いました。

    どのメニューを再現しようか。
    どの構成にしようか。
    提供する順番はどうするか。
    食材はどうやって手に入れようか。
    お店の雰囲気をどのように作り込めば、見城さんや皆さんが"シェフ"の世界に入ったように感じてもらえるのか。

    見城さんが普段は絶対召し上がらないであろうキューバサンドを美味しく楽しく召し上がっていただきたい。

    その気持ちだけで準備させていただきました。

    昨日はもう緊張で私も藤井も少々頭がおかしくなりそうでした🤫笑

    でも見城さんの笑顔と皆さんの反応を見て、心から安堵しました。

    大好きな見城さんと、大好きな映画のシェフの世界を一緒に過ごせるなんて。。。準備の時間も含めて、私には最高に至福の時間でした。

    このような機会を作ってくださった見城さん、そしてまとめてくださった吉田さんに心より御礼申し上げます。

    本当に楽しく幸せな時間でした。
    ありがとうございました!

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    本当に、狂気のキューバナイトでした。見城さんに義理を尽くす森さんと藤井さんのお姿は美しかった。ああ、自分もこうやって生きたい、こうやって生きなきゃ、と絶品のキューバサンドを頬張ったのです。皆さんの感想やコメントには敵いませんが、一昼夜経った今でもまだ口の中にポークとピクルスの競演が残っています。うう、また食べたい!!!!!!!!