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藪 医師(中山祐次郎)

人生の岐路に立ったこの三ヶ月。皆さんからしたら大したことのない話なのですが、私の人生に激震が走りました。逃げよう逃げよう、安全な方安全な方と走り回ったのですが、危険な方に舵を切ってしまいました。 10月から、逃げ回っていた「外科部長」になります。医者はだいたいプレイヤーをやりながらのマネジメントですが、私は特に手術をバリバリ執刀しながらのマネジメントになります。人材獲得(医師獲得)もやってます。 給料は増えませんが、責任と仕事がグンと増えました。苦しいのですが、苦しいから正しいのだ、と開き直っています。迷ったら正面突破、ですよね!!

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藪医者外来へようこそ。
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  • 藪 医師(中山祐次郎)
    K0183K0183

    見城さん、755の皆さま、こんにちは。

    初めは、一番書きたいものを書こうと思っていました。

    書いている途中で、小説が私の手を離れました。

    連れて行かれた先に、知らない言葉が待っていました。

    書きたいものではなく、書くべきものが、私を探していました。

    正直、誠実、善良、真心。
    本日もよろしくお願い申し上げます。

  • 藪 医師(中山祐次郎)
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    ■敗者の凱旋

     人はどう思っているかわからないけど「オレは敗者だ」という気持ちはありますよ。それは謙遜して「敗者だ」と言ってるんじゃなくて「死ぬときに凱旋したい」とは思ってますよ。敗者が凱旋するときに、それが万雷の拍手で迎えられたらカッコいいけれども、そうじゃない。自分に敗者の凱旋の冠をかけてやりたい。石原慎太郎のエッセイ集のタイトルに『孤独なる戴冠』というのがあるんだよ。「孤独なる戴冠」とはすげえいい言葉で。シビれるタイトルだと思う。個体の掟で生きた人の言葉ですよ。
     もう一個、石原さんと同世代の大江健三郎のエッセイ集で『厳粛な綱渡り』という本があるんだ。これもいいよね。『厳粛な綱渡り』。この2冊は両方ともエッセイ集の最高傑作だとオレは思っている。石原慎太郎の孤独は自由。何者にもとらわれず、自由に生きた石原慎太郎だけど、死ぬときに孤独なる戴冠をする思いだったと思う。「誰もオレを理解しない」。あんな秀でた人だから、孤独なる戴冠をするしかないのよ。あれだけの票を集め、あれだけの人気者になっても、孤独なのよ。

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    K0183K0183

    見城さん、755の皆さま、こんばんは。

    今日は、当直です。

    当直の夜は、ベッドに入っても、深くは眠れません。
    いつ電話が鳴るか、わからないからです。身体より先に、耳が起きています。

    二十五年、そういう夜を過ごしてきました。

    今は、救急が落ち着いています。
    ちょうどいい。机に向かいます。

    電話が鳴るまでは、眠れない夜が、書ける夜です。

    正直、誠実、善良、真心。
    本日もよろしくお願い申し上げます。

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    人生の岐路に立ったこの三ヶ月。皆さんからしたら大したことのない話なのですが、私の人生に激震が走りました。逃げよう逃げよう、安全な方安全な方と走り回ったのですが、危険な方に舵を切ってしまいました。

    10月から、逃げ回っていた「外科部長」になります。医者はだいたいプレイヤーをやりながらのマネジメントですが、私は特に手術をバリバリ執刀しながらのマネジメントになります。人材獲得(医師獲得)もやってます。

    給料は増えませんが、責任と仕事がグンと増えました。苦しいのですが、苦しいから正しいのだ、と開き直っています。迷ったら正面突破、ですよね!!

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    私の病院は神奈川県茅ヶ崎市というところの北端にあります。このエリアの外科診療をまともにやっているのは私の病院だけですので、しっかりと地域を支えます。同時に、法人には8000人の職員がおり、60施設ほどがあります。その基幹病院として、高度な外科の機能を保たねばなりません。
    ですが、昨今は信じられないくらいの外科医不足です。どうやって外科医を獲るか。売り上げは国が決めているため、給料を釣り上げるわけにもいきません。そのため、SNSでもツテでもフル活用し、リクルート活動をしています。
    加えて、日本中の外科医の教育をしようと考えており、「手術のオンライン指導」のサービスを開始します。外科医たちの技術の底上げをはかるのです。ずっと考えていた野望ですが、ようやく準備が整いました。
    もちろん、作家活動も手を緩めません。さらなる新天地へ。表現者としてもチャレンジを続けます。