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ケント

「読書という荒野」に触発されて、久しぶりに実務書以外の小説を手に取った。 「徹の部屋」で角川春樹さんと北方謙三さんのお話を聞いて北方謙三さんの「三国志」を、読んでみたくなった。単行本で全13巻の大作だがあっという間にもう10巻目まで読み進めている。 古代中国の武将達それぞれの生死を賭けた生き様にどんどん引き込まれていく。 様々なリーダーの生き様を通じてリーダーとはどうあるべきなのかを考えさせられる。同じく創業者と二代目との違い、参謀としての生き方、リーダーから信頼される部下とはどういうものなのか、人が生きる上で譲れないものとは何なのかを物語を通じて考えさせられる。 戦の場面では常に相手側も戦略を練っていること、戦略の上回ることが勝敗を決めること、勝負に絶対の勝ちはないこと、油断、隙という一穴が大事を決することもあること等々今の世の中での指針にすらなることを教えられる。 主人公達の死が迫っている場面では胸が締め付けられ何度も本を閉じてこれ以上は辛くて読みたくないと感情移入したことか。 見城さんとの755での繋がり、「読書という荒野」と「徹の部屋」との出会いがなければ、絶対に「三国志」を読むことはなかった。 時空を超えて小説の世界に没入することで、今まで自分には持ち得なかった生き方、思考を疑似体験させてもらえる。そして、それが自分の思考にも影響を受けていることに気づかされる。小説の読み方から始まって、読書という荒野な世界に導いてくださった見城さんにはただただ感謝しかない。小説とは本当に素晴らしい。読書とは生きるっていうのは捨てたものじゃないなということを気づかせてくれる存在だと実感した。

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ケントのトーク(他者への想像力を駆使した言葉で考える!)
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  • ケント
    ケント

    歳を重ねると、くんと呼んでくれる人、名前で呼んでくれる人、呼び捨てで呼んでくれる人がめっきりと少なくなる。そして、そういう呼び方をしてくれる人が益々愛おしくなる。

  • ケント
    ケント

    情けない徹夜仕事💦
    でも、まだまだ徹夜できるんだとまぶしい朝日の射すオフィスで一人755を見る(^^)

  • ケント
    ケント
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    ながいさん訪問(^^)
    早く食べたくて肝心のパスタの写真撮り忘れ💦
    グリーンサラダも野菜シャキシャキでドレッシングも美味でお勧めです❣️

  • ケント
    ケント

    見城さんの高校時代の思い出を読んでいるうちに、忘れていた私の淡い思い出が蘇ってきた。
    高校3年生の時に付き合い始めた彼女は病院のお嬢さんで、彼女は東北地方の歯科大学に合格した。東京の大学に合格した私と、大学に入学までの春休みは毎日のように会って、ただ喫茶店で取り留めもなく話し続けていた。会っているだけで楽しい日々だった。いつも、その頃流行っていたコモドアーズの曲が流れていた。そして、入学で別れる時彼女は手紙と湯呑み茶碗を私にプレゼントしてくれた。たしか、日本茶とコーヒーどっちをよく飲むのと聞かれて日本茶と答えて、彼女は湯呑み茶碗を選んでくれた。彼女はお母さんと一緒に東北の大学へ行く電車の中でずっと泣いていたと手紙をよこしてくれた。そして、大学が始まってからも毎週末彼女は私の東京の部屋まで訪ねてきてくれた。しかし、私は大学でできた仲間とサーフィンに夢中になり週末もサーフィンに行きたくて、彼女が東京に来ることを、何度か断っていた。彼女から別れようと切り出された時には、私には東京で出会った彼女がいた。きっと彼女も彼氏ができたのだろうと勝手に想像していた。
    そして、相当の時が過ぎ、彼女のお母さんが亡くなられたということを人伝に聞いて母親思いだった彼女のことを思い出した。そして、彼女の名前で歯科クリニックを ネットで検索したら同姓同名の歯科医が都内でヒットした。私のオフィスからも近くだったので、一度予約して治療に行った。診察室にいたのは大人のキャリアウーマンの女医の姿をした彼女だった。私のことも気がついてどうしてここがわかったのと驚いていた笑。彼女はもう泣き虫のか細い少女ではなく、色々な人生経験を経てきた逞しい女性に変貌していた。それから、歯の治療で診療所で会うだけの関係が今も続いている。お嬢様だった彼女が東京で一人?たくましくクリニックを経営しながら生きている姿を見続けていきたいと願っている。今もコモドアーズのメローな曲が流れると彼女との淡い青春の日々が甦る。