「刻隔ての間」 ・《ｶﾞﾗｸｼｱ城》内部に設営されている修練場 ・内部は王族の身に伝わる固有魔術レベルの特異術式によって特殊な異界空間となっていて、異界内で過ごす7日が外界での1日になるよう時間の流れ方が変わっており、肉体的な年齢も1日分しか取らない。 ・しかし、この刻隔ての間を利用する際は三つの条件がある。それが「必ず二人以上で入室する事」「一度入ったら(外界時間感覚で)30分は最低でも刻隔ての間の中に居なければならない」「逆に(外界時間感覚で)1年以上の時間を過ごしてはならない」の三つである ・一つ目に関しては、異界空間として一種の「隔離状態(？)」になっている事もあり、一度入ると前半の(外界時間感覚の)15分は外界と全くの連絡が取れない為である ・二つ目に関しては外界時間感覚で30分は最低でも居ないと、外界に出た際心身に様々な悪影響を及ぼす可能性があるからであるが、基本刻隔ての間を利用する際は長時間利用が前提で利用する為、基本コレによるトラブルが発生した事は殆ど無い ・三つ目は1年以上の時間を過ごすと、出た時に体が感じる時間の矛盾により、精神と霊魂が崩壊する危険性があるからである ※コレで過去に、廃人になったり死に至った者も居るとの事 ・内部はとても広く、修練や研究開発に必要な設備・道具も揃っており、短期間で己が力を高めるにはうってつけとの事 ・此処は王族や、刻狼と華凛の面々は勿論、寝泊まりしている外部からの者も女王からの許可を得る事で使用可能との事である