雨音雨音6日前五木寛之さんの「燃える秋」。見城さんが「古びない」と話しているとおり、リズミカルな美しい文体で、現代の物語としてスラスラ読み終えた。物語のラスト。亜希の決心に意表を突かれ、僕の心は読後もずっと靄がかかっている。その靄は、すぐに晴れないだろうし、あるいはずっと晴れないかもしれない。異物を抱えながら、生きていこう。こういう感覚を得られるから、小説を読むことはやめられない。1105
雨音雨音4日前↑見城さん、リトークありがとうございます。この本の対談では、五木さんが「異端者の快楽」「たった一人の熱狂」「読書という荒野」の特徴や感想を端的に語られていて、そういう読み方や分類もできるのか、と勉強になりました。25