<著者紹介>
横山正美・・・・・・日本航空(国際線キャビンアテンダント)在職中より写真を始める。7年勤務後、退社。以後フリーランスの写真家として雑誌、コマーシャルなどで活躍。スペイン「ロシオの巡礼」、インドのドキュメンタリーなども手がける。各界の夫婦 72 組のポートレート、大型カメラ8X10で著名人 26 人のポートレート(文=村松友視氏)をともに「月刊カドカワ」に連載。1988 年から1年、N H K 教育テレビ「日曜美術館」のレギュラー司会を務める。ペンネーム谷崎水紀で、詩、イラスト、コラージュなどの作品も発表。2003 年、東京より逗子に移り住み、創作活動、個展も数多く開催。
主な著書・・・・・・『世界の子どもたち・スペイン』(偕成社)、『尾崎豊写真集 午前0時の十字架』(幻冬舎)、『猫になりたい』『人魚のゆくえ』(ともに新潮社)、『B -1ザウルスの盃』(夢枕獏氏との共著・世界文化社)、谷崎水紀で 写真詩集『ジャンとナナ』『麗しのマイ』(ともに幻冬舎)など。
http://happy.ap.teacup.com/pyon2/
ブックデザイン よこやま まさみ
僕の空、ルシエール
2009 年 7 月 25 日 第1刷発行
著 者 横山正美
発行者 見城 徹
発行所 株式会社 幻冬舎
〒 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7
電話:03(5411)6211 ( 編集 )
03(5411)6222( 営業 )
振替:0120-8-767643
印刷・製本所:中央精版印刷株式会社
検印廃止
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定価はカバーに表示してあります。
©︎ MASAMI YOKOYAMA,GENTOSHA 2009
Printed in Japan
ISBN978-4-344-01677-4 C0095
幻冬舎ホームページアドレス http://www.gentosha.co.jp
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トーク情報- ホワイト
ホワイト 西野七瀬、全く異なる人生を送る4人の女性を演じる 「プラチナ•ウーマン」オリジナルムービー
https://youtube.com/watch?v=INfx4BImfno&feature=share - ホワイト
ホワイト 原田哲也さんの、大大大逆転劇!!
エゲつない突っ込みとコーナーリング、御堪能ください。
( 。・_・。 ) 🏍
モータースポーツ座談会 on Twitter
https://twitter.com/seihyou99/status/1114051936632823808?s=12 - ホワイト
ホワイト ウチの庭の、金木犀。
花が、咲き誇りまくっちょります ©︎ろこ。
薫りを、振り撒きまくっちょります ©︎ろこ。
金木犀を見ると、私は小学校の「手洗所」を思い出すんです。
木造二階建ての校舎に、千人からの児童が通う、マンモス小学校だった、我が母校。
裏門のそばに、別棟でトイレが建ててありました。
石の壁に用をたして、下の幅広な溝を流してるいく、小便所。
もちろん汲み取り式の、大便所。
風が吹くと、カラカラと音を立てて回るトップエンドがついた、あまり役に立っていそうもない、排気用の煙突。
母校の、百年からの歴史を物語る、古い古い作りの、「手洗所」の看板も凛々しい、由緒正しきトイレだったんです。
そのそばに、消臭用も兼ねてでしょう、大きな金木犀が植えられていました。
秋の盛りには、それはもう甘くて芳しい薫りで、トイレの悪臭を和らげてくれていたんです。
金木犀で思い出す、もう一つのもの。
それは、あの曲なんです。
鳳晶子さんの「みだれ髪」を入れた歌詞から、「明星」を「みやうじやう」と読む粋。
与謝野鉄幹との道ならぬ恋の、自らの熱情を歌った歌集を持ってくる若さ。
「あの高速道路の〜」の疾走感は、晶子の熱い歌の引用で、よりその勢いを増すように感じられます。
一発屋でしたが(失礼)、この曲は、私には忘れえぬ名曲なんです。
それでは聴いてください、
キンモクセイで
『二人のアカボシ』
( 。・_・。 ) 53 - ホワイト
ホワイト 『二人のアカボシ』
演奏:キンモクセイ
作詞:伊藤俊吾
作曲:伊藤俊吾
夜明けの街 今は こんなに
静かなのに また これから 始まるんだね
眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の
煙突に 星が 一つ 二つ 吸い込まれ
沢山 並んだ 街の蛍たちも
始まる今日に 負けて
見えなくなってゆく
君とも 離れることになる
あの 高速道路の橋を
駆け抜けて 君 連れたまま
二人 ここから
遠くへと 逃げ去ってしまおうか
消えそうに 欠けてゆく月と
被さる雲は そのままに
二人のアカボシ
遠くへと 連れ去ってしまおうか
橋の継ぎ目と 二人に届く
電波には 懐かしいあのメロディーが
聞こえてるかい 「みだれ髪」に
沁みるよう 明星(みやうじやう) 遥か 彼方へ
見渡せば 青 続く信号機が
二人の想いを
照らせばいいのにな
明日の僕らは 何処にいる
また 今日も 汚れてく街は
蝕む煙を 吐き出す
君の 知らない
遠くへと 連れ去ってしまおうか
瞬かない星が 一つ
夜明けの街に 消えてゆく
二人 ここから
宛てのない明日を 探そうか
僕の決意と 伝えきれない
想いが 街の音に 消えないうちに
朝焼けの水蒸気が
隣の空を彩る
懐かしいメロディーは
風と共に 終わる
君の 髪の毛が 震えてる
あの 高速道路の橋を
駆け抜けて 君 連れたまま
二人 ここから
遠くへと 逃げ去ってしまおうか
さようなら 街の灯りと
月夜と 二人のアカボシ
最後の想いは
君が 振り向く前に 話そうか
夜明けの街
夜明けの街
夜明けの街
( 。・_・。 ) ♪
#二人のアカボシ
#キンモクセイ